あさイチ「プレミアムトーク 西加奈子」

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この番組のまとめ

本当に勝手なんですけどなんかプロレスって、私がいちばん見ていたのは大学生ぐらいのときで蝶野正洋さんとか橋本真也さんとか活躍されていてすごく盛り上がっていたんです。 その前はだったり真壁刀義さんだったり、私自身もプロレスから離れかけました。 でも本当にすばらしい試合をプロレスを愛しているということを隠さずにずっとされていて私たちが見ていないところでも努力をしていて結局私みたいに離れかけていたファンの心ももう一度つかんでプロレス女子という人も出てきたし。

棚橋選手ですか?プロレス界にとって追い風吹かしてもらったなっていう感謝の気持ちでした。 西さんも、小説界というか…賞取ってうれしいとか感謝の気持ちはさっと済ましといてこれから文学界をどうしたいんだとか…自分だけ受賞して上がっていければいいっていう思いよりも…西さん!これからの文学界引っ張ってってください!期待してます。 どれだけ受けられるかどれだけ棚橋選手もそうですけれども棚橋選手だけが輝く試合をしない相手も輝く試合をする。

作者は全力で自分の態度を示しているけど、その態度に寄り添う必要はない、あなたが考えてくださいというゆだね方をしてくれるから私はすごく信頼できるんです。 例えばテレビを見ても私はテレビが大好きなんですが感動のシーンまで3秒2秒1秒みたいなとかエクスキューズが多い。 テンポとかそのテンポはたぶん、ご本人が決めたテンポじゃないじゃないですか、大きな何か決められたテンポに乗っかっていたら絶対しんどいから自分のテンポでページをめくる自分のことを考えるということが必要だと思う。

10周年の記念、もともと好きな作家がジョン・アーヴィングだったり長い作品を書く人でした。 設計図がないまま?いうのと、ことばが違う男の子どうしの友情を書きたいと思ったできた文章から、また次の文章が出来上がるということですごく大変でしたけれども、その分楽しかったです。 最初はことばの違う男の子の2人がその2人だけ分かる呪文のようなことばがいいなと思っていろいろ考えているうちに「サラバ!」と浮かんでアラビア語のマッサラーマ、さよならということばがあります。

もともとのきっかけはトニ・モリスンっていう作家の小説を読んだときです。 そこに至るまでの道筋がきちんと書かれていて今までは残酷な事件があって苦しい事件があったらなんなん、許されへん!で終わっていたのにどうしてそうなったんだろうどうして彼は彼女はそんなことをしたんだろうって初めて思うようになってそれはトニ・モリスンの本がきっかけだと今になってと思います。 とにかく西さんは作家生活10年で共著も合わせると24冊書かれてますよね。

私は加奈子さんがカイロで住んでいたマンションの同じ部屋にマンションのあの部屋、3階だったと思います。 じゃあ失敗自慢でお願いします。 失敗の度合いがさ、年齢によって変わってくるじゃないですかむちゃしなくなるでもやっぱりあれは失敗だったなっていうのはほんの2週間ぐらい前にありました。 なぜかワインを飲むと重く酔っ払うことがあってこれはちょっと前の話ですけどユニットバスの部屋に住んでいたときに20年ぐらい前にね。