アジア食紀行「コウケンテツが行く カンボジア」

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この番組のまとめ

♪~アジア各国を旅する料理研究家のコウケンテツさん。 訪ねたのはアンコールワットで有名な東南アジアのカンボジア王国です。 よく タイやベトナムと似ていると言われる カンボジアの料理。 歴史を ひもとけばカンボジアの食文化は周辺の国々に 大きな影響を与えてきました。 神々が舞い降りたといわれる寺院…12世紀前半東南アジアで強大な勢力を誇ったクメール王朝の王が建立した寺院です。 カンボジアの食文化は クメール王朝時代周辺の国々に影響を与えながらその原型を築き上げてきたといわれています。

トンレサップ湖で取れる 淡水魚の種類は300種以上。 ココナツの実から新鮮なココナツミルクを作ります。 これで濃厚な1番搾りのココナツミルクができました。 そして 2番搾りの少し薄いココナツミルクとぶつ切りのナマズもどっさり入れて なじませます。 熱い!鍋を火からおろし…クルーン入りのココナツミルクホーリーバジルを ふんだんに のせれば完成。 自家製のプラホックとクルーンが利いた独特の香りと風味の甘酸っぱいスープ。 こんな洗い方ができるのは水の豊かなトンレサップならでは。

近年 カンボジアで生産が盛んなコショウの農家を訪ねました。 村で いち早くコショウ栽培を始めた…奥さんと 子供たち3人と暮らす5人家族です。 ンガイチャイさんは先祖代々 受け継いだ土地で18年前からコショウを作り続けています。 本来 コショウは 3月から5月に完熟したものを乾燥させて黒コショウとして出荷します。 しかし 農家では 未熟な青い実も生コショウとして料理に使うのです。 このコショウは タイやベトナムを通じて世界に輸出されています。