何が彼らを凶悪な犯罪へと向かわせたのでしょうか…NHKには 服役中のオウム真理教元幹部と手紙のやり取りを行い入信から犯行までの心の軌跡に迫った番組があります「人間味のない無機質な空間の中でまさに私たちは判断力を失くした人形でした」。 櫻井さん オウム真理教について長年 研究を続けてこられた訳ですけれども今 振り返りまして改めてあの事件 どんな事件だったと受け止めていらっしゃいますか?オウム事件は 宗教団体が化学兵器 サリンを用いて無差別テロを行ったという事で世界を震撼させた訳ですね。
「麻原と 直接 会ってオウム真理教で修行する岡被告です。 麻原被告は 岡被告に「私にとって その布教活動はもはや セールスという意味とは全く違っていました」。 この女性は地下鉄サリン事件に関わった幹部に逃走資金を渡した罪などに問われ麻原被告が作った 階級システムです。 麻原被告は 「自分たちの理想郷の第一歩だ」としてここに 信者 200人を集めました。 岡被告は その後もそのそばに坂本弁護士事件に関わったもう一人の被告の姿がありました。
決められた集合時間を過ぎても端本被告は一人 街をさまよいました。 結局 端本被告はほかの幹部らと共に坂本弁護士の住むアパートの前に立ちます。 警備をしていた端本被告は母親と ほんの数分言葉を交わしました。 麻原被告の脳波を再現したという装置が作られ端本被告も それをかぶるように指示されます。 広瀬被告は 早稲田大学理工学部で物理学を専攻し首席で卒業しました。 広瀬被告は 麻原被告の部屋にほかの科学知識を持つ 幹部と共に呼ばれました。
ここでは 平成5年から土谷正実被告ら科学知識を持つ幹部によってサリンが作られていました。 女性は この小屋でサリンの製造を補助していたとして殺人予備の罪に問われ1年6か月の懲役刑を受けました。 サリンの製造に関わる幹部たちを8か月間 間近で見ていました。 幹部たちはサリンの恐ろしさを知りながらも麻原被告の指示を受け製造を続けたといいます。 村井元幹部は「地下鉄に サリンをまく。