ただ今から毎日新聞社日本高等学校野球連盟主催第87回センバツ高等学校野球大会の開会式を行います。 私は、入場行進の司会を務めます熊本県立第一高校3年本田徳子です。 今年の入場行進曲は「Let It Go~ありのままで〜」です。 まず優勝旗と準優勝旗を返還する2チームが先頭です。 目指すはチーム甲子園通算100勝そして大会連覇です。 沖縄、初出場。 ちょうど10年前センバツ初出場で準優勝。 香川、初出場。 チームの名物は9台のピッチングマシンを並べて同時に打ち込むバッティング練習です。 奈良、初出場。
進化した打線で甲子園初勝利を目指します。 敦賀気比高校。 豊橋工業高校。 大会注目の強打者でエースの勝俣を中心に今日の第2試合で大阪桐蔭と対戦します。 第1回の夏の全国大会からちょうど100年の高校野球そのシーズンの幕開けです。 21世紀枠で選ばれたのは愛知・豊橋工業、和歌山・桐蔭愛媛・松山東の3校です。 そして、このうち2校は高校野球の歴史に名を残す古豪です。 そして、和歌山の桐蔭は旧制和歌山中学時代に100年前の夏の第1回大会に出場。 その9年後に始まったセンバツの第1回大会にも出場しました。
声楽部門高校の部1位帝京大学高校3年続いて、大会歌を演奏し大会旗を掲揚します。 センバツ大会はその9年後に名古屋で始まり87回の歴史を刻んできたセンバツ大会はちょうど20年前阪神・淡路大震災の2か月後の大会では、被災地でもあったここ甲子園から大会のテーマの復興、勇気、希望を日本中に発信しました。 4年前、東日本大震災の直後の大会に臨んで選手の皆さんはひたむきなプレーで日々、成長する若い皆さんの力で復興へたゆまぬ努力を続ける人たちにエールを送り、日本のあしたを切り開いていってほしいと願っています。
なぜ、このように高校野球が国民から愛されるのでしょうか。 この高校野球の純粋さあるいはさわやかさというものが国民全体に共感されたためであります。 選手の皆さんは、ぜひともこのフェアプレーという高校野球の最大の魅力をしっかりと堅持しこのセンバツ大会を通じて日本中に、否、世界中に発信してくださるようお願いいたします。 皆さんのひたむきなプレーが野球とソフトボールのオリンピック復活のあと押しとなるよう高校野球の、そして高校野球の次の100年の大きな土台となるよう皆さんのご健闘を祈ります。
初出場校は6校あるんですけれども皆さんからは大きいですとか広い、あるいはバッテリー間が近く感じる、歓声が響きそう早くこの甲子園で試合がしたい。 第2試合は夏春連覇がかかる大阪桐蔭と東京・東海大菅生が対戦です。 そして第3試合は優勝経験のある常総学院と春夏通じて初出場の米子北が顔を合わせます。 53年ぶり出場の和歌山・桐蔭が第1試合に登場。 第1試合は、英明と大曲工業初出場同士の対戦。 初出場、糸満が23回出場の天理と第1試合で対戦。 第3試合では82年ぶり出場の松山東が二松学舎大付属と対戦です。