20世紀初頭 イギリスの貴族クローリー家が住む館 ダウントン・アビークローリー家に財産を渡せないように制限をかけていたの。 ストララン伯爵との仲を 家族に反対されていた 次女のイーディスはその反対を押し切って結婚の約束をしますなぜ 急ぐんだ?だって あなたの気が変わるかも。 ストラランも喜んでる?ええ とっても。 オブライエンさんの手前 下の階では秘密にしてもらえますか?「貴族所有の大邸宅と領地を売ります」かな。 実は オブライエンさんの後任としてぜひ 推薦したい人がいるんです。
今日 クラークソン先生に会ったんだ。 ハッ… だけど先生ったら しゃべっちゃったの?先生からは 仕事を減らすべきだと言われた。 そりゃ 賛成だけど検査結果も出てないのにやっぱり ガンなのか?まだ 決まったわけじゃないから。 彼女を幸せにするよう誠心誠意 尽くします。 パットモアさんの仕事だろ?パットモアさんがくれた新しいリストに目を通すのは 私の仕事ですよ。 まず 皆さんに シャンパンをお配りしてその間に 食事の用意をするんだ。 ですから 彼女の仕事を 私に回していただければと思いまして。
彼女とは 名前で呼び合う仲だったの? フン 驚いたねぇ。 旦那を 泥棒猫に奪われてね。 爪の間に入ったパイ生地を一心不乱に取っていたのを覚えてるよ。 手紙を出したあと 彼女は1人で帰宅したの?ああ そうさ。 「ダウントン・プレイス」。 庶民から見れば 大邸宅だって分かってる?管理は 今よりも楽になりそうね。 大主教に来てもらえないなんてメアリーの時と比べて何だか 不公平じゃない?別にいいわ。 スワイヤー氏は 相続人候補の全員に手紙を書いていたんだ。 彼女の住所は分かる?はい。 オブライエンさん。
ローマで 2週間 過ごしてフィレンツェとベネチアを回るの。 アルフレッド 君に デイジーを誘う権限などないぞ。 手紙を読んだ!?だって スワイヤー氏からの最後の言葉よ。 これを読むかぎり恐らく ラビニアは 死の直前父親に紙を書いたはず。 「君の事を託されたので私の遺産相続人の候補にしようと思う。 デイジー 何と言った?ラビニア様に頼まれて 手紙を広間の箱に入れました。 それが?どうして ラビニア様の部屋へ?暖炉に 火を入れに。 アンソニー・ストラランは まあ無難な相手ですよ。
条件って?今日の主役は イーディスだからお父上に話すのは式のあとにしよう。 励ましましょうか?何を?結婚は 二度目なんだから何を言ったって 無意味よ。 イーディス。 イーディス。 イーディス。 イーディスが下りてくる前に 花やグラスを見えない所にやってくれ。 結婚式の痕跡を消してあの子を支えてやるしかない。 結婚式が無くなった今しがみついては おられん。 何だか イーディス様が お気の毒で。 なあに?女が自己主張するのはいいことだと思う?例えば 愛を告白するとか。