病院の手術の死亡率は全国平均のおよそ18倍に上ることが日本肝胆膵外科学会が行った全国調査の結果、分かりました。 その結果、腹くう鏡を使った肝臓の手術の死亡率は、全国平均が0.49%で、群馬大学附属病院の8.6%という死亡率は、平均のおよそ18倍に上っていました。 胆管の切除を伴う肝臓の手術では、今回問題となった群馬大学医学部附属病院でも3人が亡くなっていました。 学会が難易度の高い手術を安全に行えると認めた214の認定施設には、群馬大学附属病院も含まれていましたが、学会は認定を取り消すことを決めました。
おととし11月、千葉県袖ケ浦市にある県の福祉施設で、知的障害のある19歳の男性に暴行を加えて死亡させたとして、傷害致死の罪に問われた元職員の男に対する裁判員裁判で、千葉地方裁判所は、日頃から男性に対して暴行する中で起きた事件であり、強い非難を免れないとして懲役6年の判決を言い渡しました。 外国人漁業規制法違反の疑いで逮捕された中国人船長に対し、横浜地方裁判所は、執行猶予のついた懲役1年6か月の判決を言い渡しました。
7年前、埼玉県志木市で自宅に放火して妻と子どもを殺害したと家を全焼させ、寝ていた当時33歳の妻と4歳の娘を殺害したとして、放火や殺人の罪に問われ、一貫して無罪を主張してきました。 これに対し検察は、さいたま地方裁判所の河本雅也裁判長は、漏電などの可能性は低く2人は放火による火災で死亡したとしました。 その一方で、被告の関与については現場近くの防犯カメラの映像や警察による燃焼実験から出火当時は外出していて放火は不可能だったと指摘しました。
千葉県教育委員会や高校の説明によりますと、教諭は生徒3人にスコップを持ってこさせたり穴を掘らせたりしたあと自分1人で埋めたということで保護者から連絡を受けた高校が確認したところ教諭が事実関係を認めたということです。 政府の成長戦略に過労死の原因となる長時間労働の削減など働き方改革の実現が盛り込まれたことを訪れました。 印刷業界は、長時間労働する人の割合が比較的多いということで、西岸局長は、印刷会社の担当者に働き方改革を呼びかける文書を手渡しました。