NHKスペシャル「新アレルギー治療~鍵を握る免疫細胞〜」

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この番組のまとめ

今 新たなアレルギーの治療に注目が集まっています。 そして 今 世界中で急増する…今 ついに解明されようとしているアレルギーのメカニズム。 1960年代以降なぜか 急増を続けるアレルギー。 Tレグが切り開くアレルギー治療の新たな潮流に迫ります。 これは ヨーロッパのデータなんですがアレルギーを持つ人の割合を年代を追って示したものです。 こうしたアレルギーの増加を食い止めて根本的な治療の鍵になるかもしれないと今 期待されているのが先ほど見た Tレグなんです。

免疫は さまざまな種類の攻撃細胞が チームプレーで体に入ってきた異物を攻撃する仕組みです。 風邪のウイルスに対して攻撃するやつは抑えなくてしかし アレルギーの原因物質に対しての攻撃する細胞それは 抑えると。 全てが解決するという事じゃないんですけれども少なくとも アレルギー治療とか予防という事ではオハイオ州に暮らす…父親のアダムさんはピーナツと大豆のアレルギーに悩まされてきました。

世界中のアレルギー研究者が集うアメリカ アレルギー学会です。 子どものピーナツアレルギーを未然に防ぐにはあえて ピーナツを食べた方がよいというものでした。 発表したのはアレルギーの研究で世界をリードするロンドン大学のギデオン・ラック博士です。 そして 4年後5歳の時点でのピーナツアレルギーの発症率を調べました。

そのきっかけは何なのでしょうか?重度のピーナツアレルギーのためいざという時に ショック症状を抑える注射を いつも持ち歩いています。 ピーナツを食べる事はむしろ アレルギーの予防になる可能性があるのになぜ 皮膚から入ると アレルギーになってしまうのでしょうか。 どこか炎症がある所に繰り返し 繰り返しマンゴーの原因物質がついてそのアレルギーになったという可能性はあるかとは思います。

これまでは 治らない病といわれていたアレルギーですがTレグをコントロールする事で根本的な治療の可能性が見えてきています。 アレルギーの治療の効果を確かめる特別な実験施設を訪ねました。 舌下免疫療法は少しずつ 花粉を体内に入れる事で激しいアレルギー反応を抑えつつ花粉専門のTレグを増やす治療法です。 そういう治療法を組み合わせる事によってかなり 花粉症っていうのは症状自体を抑える事ができるようには なっていってますね。