内科 外科 産婦人科あらゆる診療科に来る患者をカバーし治療するのが 忽那先生の役目。 感染症専門医の知識と総合診療的なアプローチで病に苦しむ患者を救ってきた。 モットーは…数ある病気の中から難解な症例を持って 登場だ!今回のドクターGは…先生 初登場ですけれどもお若く見えますよね。 村上先生 何科をまわってきたんですか?最初は 救急をまわりましてそのあと総合内科で 循環器をまわって今は 外科をまわらせて頂いています。
カンファレンス スタート!3人とも 皆さん同じ「結核」という事なんですけどじゃあ まず 「結核」という疾患病気について… では 村上先生。 かなり寝汗をかいていたという事と割と長い 40日という経過でくしゃみとか せきもあって多彩な症状があるという事と胸部X線で異常陰影が認められていた事と抗生物質と鎮痛薬で 一見 症状が良くなっている事があった事結核に疑わしいものだなと思いました。
しかし この時点で…ここで ドクターGは 久子さんの来院前日の様子からどんな疾患の可能性があるか改めて 考えてみる事にした。 確かに 帯状疱疹というとカンファレンスでは感染症の結核をはじめ膠原病や心臓疾患などさまざまな病気の可能性が挙げられた。 他は いかがですか?胸郭出口症候群も 肩に限局したような疾患であるので全身症状が出るような疾患としてまず 考えるものとしては順位は低いかなと。
じゃあ 寺田先生「肺外結核症」という事で。 一番除外したい…今回の中では 結核は除外できていないと思ったので「マストルールアウト」の疾患として鑑別で挙げました。 鈴木先生は いかがですか?今回 もう一度身体所見をとっていて骨とか筋肉とか そのようなものが原因で起こっている痛みだから動かしたりとか 運動によって痛くなっていると考えて全身症状が寝汗とか微熱が続いてるとか代表的な症状の頭文字を取った病名で多くは 胸の関節に炎症を起こしたり「膿疱」と呼ばれる皮膚症状が手や足に現れます。
村上先生 SAPHO症候群で炎症性腰痛に関してはどうですか?動くとマシになるという点は合うかなと思うんですけど。 SAPHO症候群で仙腸関節炎 炎症性腰痛になる事ありますよね。 つまり…症状を 一つ一つ検証していくと3つのポイントを全て説明できるのは村上先生の SAPHO症候群だけ。 「反応性関節炎」は 若い男性に多く…村上先生の SAPHO症候群かそれとも 鈴木先生と寺田先生が挙げたいずれかの病気なのか。