歴史秘話ヒストリア「国書偽造 秘められた真実~国境の島・対馬の憂鬱〜」

戻る
【スポンサーリンク】

この番組のまとめ

私は 今九州の沖合にあります長崎県の対馬に向かっています。 かなり大きな島ですよ!日本と韓国の国境を望む 対馬。 3世紀の「魏志倭人伝」にも登場する対馬は朝鮮との架け橋として長い歴史を歩んできました。 平安時代の記録にも登場する…本殿に祭られる豊玉姫は 海の神様の娘で竜宮城の乙姫様のモデルとも言われています。 悠久の歴史の中で国境の島 対馬は13世紀の…15世紀の…あら~。

朝鮮半島に上陸しプサン城を攻め落とすと日本軍は 各地の朝鮮軍を破りながら 破竹の勢いで北上。 被害は歴代の朝鮮王にも及びます。 その方から 国交回復を朝鮮王に働きかけてみよ。 国書を受け取った朝鮮の対応はどのようなものだったのでしょうか?朝鮮の記録 「朝鮮王朝実録」はこの時の議論について記しています。 この時 日本へ向かう朝鮮の使者は「回答兼刷還使」と名乗りました。 一行が携えていた朝鮮王の国書が「奉復」 つまり「返事」となっていたのです。

江戸時代使節の宿泊所に使われた…日本は 朝鮮の使節を最上級の扱いでもてなそうとしました。 これまで 朝鮮側の厳重な管理下にあった国書は江戸城の一室に保管されていました。 国書を受け取った将軍は返事として…国交の回復とともに対馬と朝鮮の貿易も再開されます。 2代目の藩主宗 義成の代になってこの 国書偽造が発覚。 柳川は国書偽造を暴露して宗家の失脚をねらったのです。 柳川調興が「先代の藩主 義智が徳川と朝鮮の国書を改ざんしそれを取り替えた」と申しているがまことか?仰せ ごもっともでございます。