第30回全日本女子柔道選手権

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この番組のまとめ

女子柔道日本一を決める皇后盃全日本女子柔道選手権。 リオデジャネイロオリンピックまであと1年。 注目の山部佳苗は、左のヤマ組に入りました。 山部、田知本のこれまでを振り返ります。 山部はきょう2試合戦っていずれも一本勝ちです。 印象はどうですいつも田知本選手は技を出すのが遅いんですが、きょうは前半から積極的に飛ばしています。 史上5人目の連覇を目指す山部佳苗、山梨学院大学の卒業生24歳。 準々決勝の畳です、山部。 相手の梅木は力がある選手ですが階級では山部のほうが上回っているわけですね。

安松選手もけんか四つだったらなんとかなるんでしょうけれどもこれだけ上背がある山本選手に上から押さえつけられると、なかなか動けないですからね。 安松選手は前の試合、けんか四つで78キロ超級の井上を相手に見事に組み勝って旗判定で重い井上を破って勝ち上がってきました。 環太平洋大学の古賀稔彦総監督が声を掛けていスピードは安松ですね。 安松選手のほうがいい動きで動いています、山本選手組みたいところですが組むと一発がありますがなかなかしとめることができませんね。 安松選手は山本選手の左をしっかり押さえていますね。

講道館杯が直近の対戦がっちり組み合う展開から朝比奈が払い腰から上四方固め、合わせ技一本で勝っています。 市橋選手は右の釣り手のほう、下朝比奈はなかなか高いいい位置を取れません。 やはり、市橋が右の釣り手しっかりと突っ張って朝比奈が強引に足技を掛けます。 朝比奈選手もいいところに入るんですけれどそこからもう1つ、腰を回さないと払い腰がなかなか入りませんね。 ここまで朝比奈は旗判定と優勢勝ち相手に指導が3ついっての勝ち上がりです。

組み手は市橋の釣り手の位置そして引き手高いところを許さない市橋の左手強引に巻き込みながら朝比奈払っていきます。 市橋はがっぷり朝比奈に組まれると、一発入るのが分かっているので徹底して左手を落としますよね。 旗判定になるのか技を出しているのはこの時間帯になってからは朝比奈は投げにいってはいるんですがこれをどうとるか試合時間終了。 技の数では朝比奈選手が多かったと思います。 先日行なわれた選抜でも冨田選手が田知本選手に指導1つの差で負けました。

後半になって非常に動きがよくなってきましたよ、田知本選手。 田知本選手を指導している小橋監督ですが、きょうは冷静に相手を見ていると足技もよく出ている。 実力者田知本に挑んで巻き返しましたね。 田知本の両襟からの大内刈りいいタイミングでした。 これで準決勝は、山部と山本市橋と田知本この4人となりま準決勝開始は4時42分の予定です。 解説はバルセロナオリンピックの56キロ級の銅メダリストそして全日本柔道連盟の女子強化部長の増地さんです。

近畿大会で、山本がまだ高校生のときにきました山部。 山部右組み、山本左組み。 山部選手、引き付けられないように間合いを取っていますね。 山部選手は内股すかしがうまいので山本選手も不用意に内股にいけないですね。 山本選手は上から持つのであればもっと引き付けないとなかなか投げられないと思いますよ。 山部選手、チャンスですよ。 山本選手の頭を下げさせたところで払い腰あれも意識の中に残っているものですか山部が奥襟を十分に取っています。 去年の準決勝でも市橋と田知本の対戦がありました。

距離を取ったところで不十分に田知本選手へ入ると返されたりすかされたりしますので試合巧者の市橋選手はそういったところをねらっているんじゃないでしょうかね。 田知本選手も勝ち上がってはきましたけれどフルに戦っていますのでね、どの試合も。 田知本選手は意地を見せてほしいですねここは。 田知本選手、引き手を持てているんじゃないですかね。 田知本に指導が1つという状況相当な疲労が市橋のほうも2試合、試合時間フルに戦ってきています。

さてことしで30回を迎えました全日本女子柔道選手権です。 歴代のチャンピオン、みんな世界選手権、オリンピックでメダルを取っています。 皇后盃で勝つというのは世界やオリンピックに近づく世界チャンピオンになれるというところだと思います。 バルセロナからオリンピックは女子の柔道が正式種目になりました。 オリンピックの歴史とともに全日本の女子柔道選手権も歩みを進めてきました。 来年のリオそして5年後の東京オリンピックを楽しみにしたいところです。 ことし8月にカザフスタンで行われる世界選手権の代表。

そうですね、田知本選手が先に先に技を出していましたね。 連覇をねらう山部か初優勝なるか田知本。 田知本選手は本当に引き付けて田知本選手も右手を袖に持ち替えればということなんですが。 田知本選手は下からいきました。 田知本選手は、去年釣り手を上に持って払い腰に行って去年はすかされましたのでことしよく考えていますよね。 田知本選手は、釣り手を左手で山部選手を抑えつけていますので山部の払い腰、田知本はそれを嫌います。 下から山部、上から田知本引き手を取っているのは山部です。

最後に技を出していったのは田知本だったかもしれません判定は白3つ田知本、初優勝!ついにつかみました皇后盃。 初めての優勝、田知本選手でした。 田知本選手、世界選手権などでは銅メダルを取っているんです。 やはり山部選手もいい組み手になっていたんですが田知本選手のほうが組み勝っているシーンが多かったですね。 彼女は、課題として最初から積極的に攻めると6分間、スタミナがもつようなこの夏の世界選手権さらには来年はまたオリンピックの選考となるんですけれど、そこにつなげていってほしい田知本。