花燃ゆ(17)「松陰、最期の言葉」今夜対決!そして新時代へ

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この番組のまとめ

寅次郎の最初の取り調べの数日前の事である。 手を緩めるな!攘夷を旗印に朝廷に取り入り国を大乱に導こうとする者らを決して許してはならん!先生の取り調べは始まったんですか?江戸からは まだ何も。 洗い物は これだけ?ご公儀は先生の幕府への批判をどれほど つかんどるんじゃろう。 ご公儀は 寅次郎の一体 何を裁こうというのか全く分からん。 幸い 江戸には高杉晋作がおります。 晋作には 寅次郎と密に会うてもらわねばの。 まことに申し上げにくい事ながら近々 晋作を江戸から萩へ戻すようお取り計らい頂こうと。

寅次郎の取り調べの様子は高杉から 萩の小田村のもとに直ちに届けられた。 俺が寅次郎に会って真意を確かめる。 幕府が 寅次郎の行状を何もつかんでおらん以上死罪は 免れるかもしれん。 寅次郎について幕府が 確たる証拠をつかんでいないという知らせは長崎は いかがでした?ああ。 そういえば 前原は どうした?伏見要駕策を小田村様に漏らした事で萩の仲間たちには顔向けができんと。 前原さんですか?亀太郎さんは 塾生の中で一番前原さんと話をしちょったでしょう?前原さんも私も ほかの塾生には気が引けちょるところがあって。

大老の井伊様か?今 日本国の政は すべて井伊大老の思うままとなっておる。 回想日本国を守りたい。 徳川家が200年以上の長きにわたりこの日本国を太平に保たれてきたは公方様が徳をもって治められてきたからに相違なく。 徳ではなく 力で 政を押しつけんとする井伊大老にこの国の未来を託す事ができましょうや!それ以上 申せばただでは済まさんぞ!己の命など!若き日 私は 日本国中あらゆる土地を歩き回りました。 どの地にも 人がいて暮らしがあり異国であろうとご公儀であろうと私は 戦いを挑む覚悟にございます!吉田寅次郎。