総合診療医 ドクターGセレクション「フラフラして立ち上がれない」

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この番組のまとめ

私は 時計職人をしてかれこれ 40年になります。 神谷先生は地域の医療を支える 一人の医師でありたいと考えている。 今回のドクターGは洛和会音羽病院 神谷 亨先生です。 気になる!さあ病気の正体を探り当てるために全国から集まって頂いた研修医はこちらの3人です。 津田先生ですね将来的には どういった…?将来的には 精神科に進みたいなと考えています。 さあ 横川先生 医者になったきっかけというのは…?私は もともと 獣医学部に行きたかったんですがさあ それでは 病名を探るための再現ドラマを見て頂きましょう。

おかずには手をつけられず 御飯一口と おみそ汁を少しだけ…うっ…!でも何としても貴ちゃんの時計は直さなければと思っていつもどおり作業を始めたんです動いたの?ああ。 それでは研修医の皆さん 疑われる病名を フリップにお書き下さい。 神経系統の障害がある時には触られたりするのが嫌な時があると思うんですよね。 さあ それでは小俣先生から 発表お願いします。

リウマチ性多発筋痛症も頭痛あるんですか?リウマチ性多発筋痛症の頭痛に関しましては「側頭動脈炎」という他の病気があるんですがかなりのパーセンテージで側頭動脈炎を併発すると言われていますのでもし合併していた場合には頭痛も説明できるかなと。 それがリウマチ性多発筋痛症とは少し合わないのかなと。 私たちが 鑑別疾患いろいろ挙げる時にやるのがよくある疾患から考えるか緊急性の高い疾患から挙げるかなんですけれどもちょっと緊急性の方で考えたのが「大動脈解離」。

横川先生何か他に鑑別はありますか?体温が高い事もありますので全身の症状が出るのは「感染性心内膜炎」などもやはり挙げたいとは思います。 横川先生は 1週間前に左目につけていたメガネを3日前から右目につけていた事に気付いた。 さあ カンファレンス 見て頂きましたけどゲストのお二人 いかがですか?病院に行った時に 細かく言ってるかなと 思ったんですよ。 フリップ オープン!さあ まずは小俣先生から どうぞ。 小俣先生は 先ほどとは違う病気を挙げられましたけれども。

「リウマチ性多発筋痛症」あるいは 「側頭動脈炎」の合併で説明できないのが5日前に倒れ込んだ。 津田先生は 5日前のこむら返りやふらつき 食欲低下帰宅後 水分をとって涼しい場所で休むと2~3時間で回復した事も熱中症を考える根拠の一つとした。 回復の良さも熱中症で説明ができるので5日前には 熱中症があったと考えて いいですよね。 実は 横川先生は感染性心内膜炎との関連でこの髄膜炎を思い浮かべていた。

「帯状疱疹ウイルス」って何ですか? 横川先生。 帯状疱疹という病気を起こすヘルペス属のウイルスです。 頭痛の性状が変わった事や場所が広がった事は帯状疱疹という病気から髄膜炎という病気に変わっていったところをみているのだと思います。 梶山 勉さんはその後の脊髄液の検査の結果水痘・帯状疱疹ウイルスの遺伝子が見つかり 診断が確定した。