伊400は それまでの潜水艦の概念を 大きく覆す構想のもと今回 NHKは伊400の姿を捉えるためハワイの海に潜りました。 伊400の乗組員の多くは…彼らは 巨大潜水艦とともに激動の渦にのみ込まれていきます。 こうなった以上最後まで戦おうじゃないか!艦長!艦長!70年の時を超え 姿を見せた幻の潜水艦。 同時期に造られたドイツの潜水艦Uボートと比較するとおよそ2倍。 太平洋戦争中に造られた潜水艦としては一番の大きさを誇ります。 潜水艦の出入り口 ハッチです。
そのための格納筒を持つ世界初の「潜水空母」だったのです。 真珠湾攻撃の2か月後一隻の日本軍潜水艦がアメリカ西海岸を攻撃。 アメリカ本土攻撃計画に自信を持った山本は新しい潜水艦の建造を指示します。 これが潜水艦建造計画の大要です。 海軍艦艇の 設計の責任者が戦後 まとめた潜水艦建造の計画概要です。 「水密格納筒」とは船体上部に取り付けられた潜水空母ならではの設備です。 格納筒に 攻撃機を搭載する世界初の潜水空母 伊400。 日本海軍が建造した幻の巨大潜水艦の全容がその いくつかをご紹介いたしましょう。
一つは 巨大な格納筒の存在。 大きさが 小さな潜水艦ほどもあるこの格納筒を載せるとバランスを失いひっくり返ってしまいます。 その中の一枚に格納筒の延長に関する図面が含まれていました。 赤い部分が 当初の格納筒。 格納筒を ぎりぎりまで延長したにもかかわらず3機入れると 頭の部分が飛び出し扉が閉まらないのです。 実際に 格納筒に晴嵐を入れてみるとどうしても入りません。 晴嵐が ぎりぎり収まるよう設計したはずなのに なぜ?格納筒の中を調べてみると…。
潜水艦が兵器として 注目されるきっかけとなったのが こちら。 潜水艦開発に取り組んでいた…そして ドイツのノウハウと日本の技術を組み合わせ新しい潜水艦を次々と生み出していきました。 潜水艦に乗るのは初めてでした。 なんせ世界一の潜水艦ですからね。 ドイツが敗れれば大西洋に派遣されていたアメリカ艦隊が 日本と戦うためパナマ運河を通って太平洋に来るのは明らかです。 作戦は まず潜水艦の本領発揮で敵の目をかいくぐり パナマに接近。
こちらは 海上自衛隊の潜水艦「あきしお」。 こちらは 海上自衛隊の潜水艦で出されている メニュー。 潜水艦乗りにとって新鮮な食材は何よりの ごちそうだったのです。 作戦中止だと突如 伝えられたパナマ運河攻撃の中止命令。 南太平洋ウルシー環礁への攻撃です。 ここにはアメリカ軍機動部隊が集結し日本侵攻への準備を進めていました。 短刀は 特攻の任務の証しで海軍では 部隊の指揮官から部隊各員に手渡されるのが「神風」の文字と当時の連合艦隊司令長官の名が書かれています。