この大鹿村から山里に湧き出る塩水の秘密と魅力たっぷりお伝えします。 山麓の谷間にあるのが大鹿村の鹿塩地区。 この鹿塩という名前大鹿村の村誌によると神話の時代の伝説や700年ほど前の鎌倉時代の歴史書にも出てくるんです。 でも肩の部分がわらになっていて割と負担は少ないかなと思うんですがこれ、塩水を入れたら結構な重さですよね。 勝俣さん、塩水を入れたら20kg以上ということで重労働なわけです。 地域の人たちは井戸から塩水をここに入れて、各家庭に共有して使っていました。
雪の結晶とは違う魅力があるんですけどこの結晶、よく見ると本当に美しいのでちょっと私カメラで撮っちゃいます。 本当にこの穴は塩の不自由をしておる村人たちも塩を求めておったんです。 ちょっと岩肌とかを見てみますと本当にごつごつしていて確かによく見ていきますとなんか、この辺りに岩塩、塩の塊があるんじゃないかと思うようなごつごつとしたところを何メートルも何メートルも掘り進めていきました。 これ、実はおよそ50m明治時代に大きな重機のない時代に掘り進めました。
当時の人たちが解き明かすことができなかった湧き水が湧き出るこのメカニズムなんですが最近の研究で少しずつ分かってきましてその鍵となるのが、こちら。 南アルプスと接するように走る日本最大の断層中央構造線なんですね。 中央構造線の断層を通り大鹿村の鹿塩地区に湧き出しているとみられているんです。 こちらの鹿肉のローストなんですが一般的にはよくフランス料理なんかで出てくるんですけどソースを赤ワインとかで作ってかけるんですけどここには宝物のようなお塩があるので、私はソースなど全然作らないんです。