事件に関与したとして起訴された少年のうち2人は保護観察中でした。 しかし今、保護観察中の少年が再び犯罪を犯すケースが相次いでいます。 ところが、保護観察中の少年が再び事件や非行を起こし処分される割合は5人に1人。 このように保護観察は少年を更生させるうえで極めて重要な役割を担っているのですが地域社会の変化などに伴い保護観察がうまく機能しなくなっているのではないかという指摘も出ています。 遵守事項を定めた保護観察官は、次に少年が暮らす地域の保護司に少年の担当になってもらいます。
保護観察官として長年、更生に携わった経験をお持ちなんですけれども、今のリポートを通して、保護司の方々、少年が見えづらくなった、見守りづらくなった、の方々が、地域で少年を助けると、そういう制度なんですが、バイクも何十台も走ってた、そういう風景は全く最近、見なくなったと思うんですね。
保護司、保護観察官だけの取り組みでは限界がある中で、行政機関が情報を共有する。