明日へ−支えあおう−▽生命に何が起きているのか~阿武隈山地・科学者たちの挑戦

戻る
【スポンサーリンク】
10:51:39▶

この番組のまとめ

ああいう一気に ボーンと爆発して被ばくするのと全村避難を余儀なくされた福島県飯舘村。 事故が起こって こんなふうにセシウムが広がったわけですが私は 飯舘村でサンプリングを行いました。 鈴木さんが 調査したため池は飯舘村の3か所と対象地として選んだ栃木県の1か所です。 泥のセシウム量は 飯舘村では3か所とも高い値を示し栃木県の池では 不検出でした。 コイの筋肉中のセシウム量も飯舘村では高い数値を示しました。 青が 栃木県で採取したコイ赤が 飯舘村のコイです。

この日 福島県浪江町を流れる請戸川の調査にやって来たのは東北大学農学部の…魚類の遺伝について研究しています。 分析の結果 中嶋さんは福島県の3河川で 発現量が低下している遺伝子を発見しました。 中嶋さんは コイの調査で鈴木さんが発見したメラノマクロファージセンターの異常な増加をヤマメでも調べてみる事にしました。 更に 中嶋さんは組織の中のメラノマクロファージセンターの広がりの割合とまあ 我々が見たのもそんなに…阿武隈山地の動物への放射線影響をそのまま 人間に当てはめる事はできません。

赤宇木のウグイスの羽は放射能に強く汚染されていました。 赤宇木で捕獲したウグイスの血液を観察するとこれらに感染した個体が見られました。 この森のウグイスと 赤宇木のウグイスで原虫の感染率を比較しようとしています。 小丸の牧場に やって来たのは研究者たちが作る「原発事故被災動物と環境研究会」のメンバーです。 GPSからの位置情報と 地図上の空間線量を併せて見れば牛の被ばく線量を計算できます。 こういうふうに 今牛が分布していて38.79マイクロシーベルトの放射線率受けてると。

その結果 原発事故直後に被ばくした牛の方がその後に生まれた牛よりも甲状腺に異常を持つ率が高い事が分かりました。 原発事故から4年と3か月が過ぎました。 阿武隈山地の森に自動録音機を仕掛けて鳥の種類の多様性の変化を捉えようとしています。 長期間のデータを見る事で原発事故の影響で 種の多様性が失われた事はなかったのかもちろん考えられなくてですねそれが どの程度のものか。