今 介護状態になる人の3割以上が生活不活発病によるものだと考えられています。 国内でも例を見ない生活不活発病を食い止めるための取り組み。 生活不活発病の第一人者大川弥生さんです。 しかも 以前と比べ 活動量がめっきり減っている事から大川さんは生活不活発病と診断しました。 疲れやすいのは年のせいではなく生活不活発病の症状である事が多いといいます。 被災者に限らず誰にでも起こりうる生活不活発病。 その直後 生活不活発病が疑われる人が急増します。
生活不活発病の実態を把握し対策に生かそうと体を動かさないという現実がありました。 生活不活発病と診断された菅原みちゑさんです。 生活不活発病の引き金になるのは避難生活だけではありません。 その事で 体が衰えて生活不活発病に陥るという人が増えているという現実が分かってきました。 楽しいおしゃべりをするために…生活不活発病を改善するにはこれまでの常識にとらわれないアプローチが必要だと大川さんは言います。
介護が必要な人を減らす事につながる生活不活発病への対策はこうした財政上の問題を考える上でも意味のある事だと思います。 町が主催する生活不活発病の勉強会。 生活不活発病になるリスクは著しく減少したのです。 このままでは自分も生活不活発病になると意識的に体を動かすようになりました。 震災2年目 住民たちが生活不活発病対策として自由に使える農園を作りました。 野菜作りという社会参加が生活不活発病の改善につながったと考えられます。