国本武春の演芸図鑑・選「大空遊平・かほり、笑福亭鶴光、木の実ナナ」

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この番組のまとめ

「演芸図鑑」司会の国本武春でございます。 こうやって夫婦で漫才やってると毎日 のんきに出かけて歩いてるみたいに思われちゃって。 夫婦そろって 荷物持って毎日 一緒に出かけて歩いてって。 まあね のんきにしてられるのが一番いいんでしょうけど何だか 毎日 事件だ 事故だ相変わらず 物騒なニューステレビから流れてきちゃって…。 事件解決する警察官の方だって大変ですよね。 これ プラスマイナスゼロでいいとこですよ。

あなたは 縁側で 猫抱いて私は 無人島で のんびり昼寝よ。 例えばね夫の趣味が バードウオッチングだったら妻は 焼き鳥屋のはしご酒をしてみるだとか。 大体 あなたの趣味って 墓参り寺巡り さい銭泥棒ってこの3つじゃないの。 私の趣味はパソコン テニス スキューバダイビングですからね。 あなたの ふだんの生活がパソコンなってるじゃないのよ。 パチンコで 損する 根性なしパソコンって そのまんまじゃないの。 最後のスキューバダイビング? あれ いいね。 スキューバダイビングやりたいよ 僕もね。

まあ それぞれ 土地土地には方言ってものがございますけど大坂で 昔 朝起きて 顔洗う事を「手水を使う」とこう言うたんやそうですな。 これが 大坂を ちょっと離れた丹波辺りへ行きますともう皆目通じなんだやそう。 大坂の人が 丹波の貝野村という所へ泊まりまして朝起きて 縁側に立ちますとまあ 都会と違いまして田舎の事。

旦さんが言うには木菟念寺の和尚さんなかなかの物知りやさかいひょっとしたら 分かるかもしれん聞いてこいって言わはった。 「さすが 木菟念寺の和尚さんすぐに分かりました」。 「この市兵衛という男が長い頭でうちに泊まったのを幸い大坂の土産話に見ていこうとこない思うたねん。 実は 訳 言わな分からんけどな昨晩 お泊まりになった大坂のお客様がな朝 起きるなり うちのお清に『ちょうずを まわしてくれ』とこんな難しい事 おっしゃって恥ずかしながら何のこっちゃ分からんのでな喜助に木菟念寺まで聞きにやらした。

大坂のお客さん3日泊まる言うててえらい怒っておたちになってしまった。 しかし また いつ何時大坂のお客様がお見えになるか。 旦さん 大坂 お越しになってどこぞの宿屋 お泊まりになって朝 起きるなり 女中さんに『ちょうずを まわせ』とおっしゃったらすぐに分かると思いますが」。 大坂へ やって参りましてねあちらこちらを見物なさいまして日本橋辺りで 宿をとりまして明くる朝。 「喜助 聞いたか?さすが 大坂の宿屋。

隅田の水で産湯をつかい舞台ひとすじ 女を磨く今日のゲストは 木の実ナナさんハッ たっぷりと さあどうぞ「お呼びになった?」。 でもね 最初の出会いはさ国本さんとは ミュージカル。 ナナさんのショー 私 随分ご一緒させて頂きましたけど和があり 洋があり 和洋折衷の。 和洋折衷っていうのがすごい好きですね。 だから一番最初になりたかったのは小学校1年生ぐらいの時に言ったのは 芸者さんって言った。