クローズアップ現代「世界通貨安 どこまで~アメリカ“利上げ”の波紋〜」

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この番組のまとめ

決断するのはアメリカの中央銀行FRB・連邦準備制度理事会です。 アメリカの利上げがもたらす影響はすでに円相場に出ています。 日銀や政府の政策で、円安基調がずっと続いてきましたが先月、FRBのイエレン議長が年内の利上げを示唆すると一気に5円も値下がりし円安はアメリカの利上げが大きな要因になったともいわれています。 リーマンショック後景気を回復させようと日本、アメリカ、ユーロ圏の中央銀行などは大量の資金を市場に投入する過去に例のない金融緩和を行ってきました。

株式市場は非常に絶好調ですし、雇用も改善していると、それから住宅市況、あるいは自動車の販売ですね、こういった数字を見ると、非常に力強いので、やはり利上げがあってもおかしくないというふうに思える一方で、雇用もやはりパートタイマーの人たちが非常に多いので、なかなかこう賃金を上げなくてもいいから、時間を増やしてくれと、働く時間を増やしてくれと。

今のリポートで新興国の側から、アメリカに大人の対応を求めるという声が印象的だったんですけど、10年前、アメリカ、2年間にわたって17回利上げを、4.25%あわせて行ったとき、新興国通貨は影響を受けず、むしろ新興国通貨が上がるという状況もあったんですが、なぜこれほどアメリカの利上げに影響を受けやすくなっているんですか?それは新興国経済の景気サイクルと大きな関係があると思うんですね。