今日の主役は 日本茶の最高峰「玉露」!芳じゅんな「うまみ」と「香り」を味わうためのまさに特別なお茶です。 ちなみに玉露の産地は 福岡県の八女 静岡の岡部等も有名ですが玉露の発祥の地というのは京都府の宇治なんですよ。 およそ 110軒の農家がお茶を作っています玉露を作っているのはそのうち 10軒ほど宇治で代々続くお茶農家の16代目です人肌程度に冷ましたお湯を茶葉に注いで待つ事およそ2分。
吉田さんは 父・利喜三さんや京都府の研究機関と一緒に覆いの素材や色の改良を重ねました今では 多くのお茶農家がこの栽培法を取り入れているんですそうする事で通気性のいい土を作り根の成長を促しているんですそこに深い溝を掘って根の先端を切り有機肥料を入れます。 茶摘みを行うため 近所の主婦たちが集まってきました一般的に お茶は1本の木から 1年に何度も摘む事ができますが宇治の玉露は 1年に一度。
その上で あらかじめ50%ほど水分を飛ばした茶葉をもみます機械もみとの違いは一目瞭然ですこれは 吉田さんの父利喜三さんの映像です。 手もみは一度始めると 3時間近く休む事ができない重労働すごい あんだけの手間をかけて。 目の前に 機械もみと手もみの茶葉あります 天野さん。 でも 手もみができる事でチェックは 全部手ですから手もみの技術があれば 機械でもおいしい同じ味が作れる。 そこは 全ての玉露作りの基本なんですね。