その芽生えは 既に恐竜時代に始まっていました。 これほど高い知性を持っているのでしょうか？その謎を解く鍵は私たちより巨大な脳を持ちながら何万年も前に絶滅してしまった別種の人類…最新テクノロジーは なんと絶滅したネアンデルタール人の化石からそれが もたらしたという驚きのドラマとは？さあ 私たち人間に至る命の物語を始めましょう。 その 考える恐竜の化石が見つかったのはカナダ西部の アルバータ州立恐竜公園。 うわっ！これが 考える恐竜の化石その名は トロオドンです。
最も古い哺乳類の化石の一つから大脳新皮質が見つかったのです。 この新しい脳 大脳新皮質は私たちの祖先に 一体何をもたらしたのでしょうか。 さあ はるかな時間を遡り大脳新皮質が誕生した時代へこれまでにない新たな能力を授かっていました。 大脳新皮質を駆使して総合的に判断できるハドロコディウムは暗闇の中を縦横に駆け回りました。 祖先の生き方を大きく変えた大脳新皮質。 これこそ 小さな祖先が成し遂げた大脳新皮質の獲得という大躍進でした。
ネアンデルタール人は 際立って巨大な脳を持っていました。 ネアンデルタール人は当時 最強のハンターでした。 ニコラス・コナードさんは ネアンデルタール人が使っていた この洞窟を１０年にわたって調査してきました。 ネアンデルタール人は 数万年もの間同じタイプの石器を作り続けました。 このように ホモ・サピエンスは目的に応じて大きさや形の違う石器を次々と発明していたのです。 私たちホモ・サピエンスがあれだけ いろんな石器を生み出せたのもアイデアを伝える高度な言葉が使えたおかげだと考えられるのよ。