大型で強い台風9号は、沖縄県の南の海上を北西へ進んでいて、沖縄本島の一部が、先ほど、暴風域に入りました。 また沖縄県では、台風が近づくあすの未明から明け方にかけて、満潮の時刻を迎えるため、潮位が高くなります。 海岸や河口付近では、高潮による浸水のおそれもあり、沖縄県の東村は、70世帯200人を対象に、避難勧告を出しました。 沖縄県では、これからあすにかけて、猛烈な風が吹くおそれがあり、最大瞬間風速は50メートルに達すると予想されています。
先ほどから取り引きが始まった、東京株式市場では、開始直後から、売り注文が広がっています。 日経平均株価は、一時、600円以上値下がりしました。 取引開始直後、代表的な株価指数は、きのうの終値と比べて、一時、3%以上下落しました。 結局、日経平均株価終値は、きのうより値上がり。 株価の変動が激しい中国・上海株式市場。 北京では、株価の下落を受けて、証券監督当局を訪れ、救済を求める個人投資家が相次いでいます。
ユーロ圏各国に、新たな金融支援を要請したギリシャ政府は、支援の前提となる税制改革や、年金制度の見直しを盛り込んだ構造改革案を、9日に提出するため、政府内で調整を図っているもようです。 ギリシャ政府は8日、財政状況が厳しいユーロ圏の国に対して、融資などを行う基金、ESM・ヨーロッパ安定化機構に、を提出するとしています。 しかし、EU側は、金融支援の条件としてギリシャ政府に求めてきた緊縮策のハードルを下げたわけではありません。
参議院の選挙制度改革を巡り、自民党はきょう、合区を2か所で行うなど、選挙区の定数を10増10減する改革案を決めました。 最高裁判所は過去2回の選挙で続けて、違憲状態とする判断を示し、各党は格差是正に向けた選挙制度改革案の取りまとめを進めていま最大会派、自民党。 自民党が受け入れを決めて、合区の導入が確実になったことで、岩城参議院議員副会長は、改革案の実現に必要な法案の採決の際に、党が決めた方針に従うよう求める、党議拘束をかけるかどうかについて。
農産物以外でも、日本とアメリカで意見の隔たりが残る分野があります。 日本製の部品をアメリカが輸入する際に、主に2.5%かかっています。 ブレーキなど、大半を即時か5年以内に撤廃する方向で調整を進めていますが、エンジンなど、日本製とアメリカ製の部品が競合しやすいものについては、撤廃までの期間を10年以上とするよう求めて譲らず、交渉が難航しています。