認知症キャンペーン「認知症介護 家族の悩みにこたえます」

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この番組のまとめ

認知症の妻を4年前から介護している70歳の男性。 自宅で介護を受ける認知症の人はおよそ150万人。 きょうは、認知症の専門医で介護する家族にもさまざまなアドバイスをしてらっしゃいます遠藤英俊さんにもお越しいただいています。 母は認知症が進み家にいる時間は排せつ、着替え、食事歩行などの介助で気が抜けない。 5年前アルツハイマー型認知症と診断された夫の宏さんを妻の和枝さんが自宅で介護しています。

それが繰り返されることでストレスを感じてきたということで先ほどの映像、木村宏さんこんな症状がありました。 遠藤さんこれはどう見たらいいですか?認知症の方の場合脳が萎縮するということが基本なんですけど結果的に記憶力とか判断力が落ちてくるんですね。 そうすると本人と家族のすれ違いが起きてしまって今度は、ご家族奥さんが、疲れてしまう疲弊してしまうというのはよくあってこれが介護負担になってしまうということです。

3人に1人が介護者、男性だという洋さんが介護に専念し始めたのは1年ほど前。 私、夫の立場として奥さんの仕事予想以上に大変だし大好きだった奥さんがそうなったらやっぱり、イライラするのは…。 遠藤さん、男性の介護者が陥りやすい傾向ってそういうものってあるんですか?男性はきっちり物事を、介護をしようとするし仕事の延長ですよね。 実際に認知症の介護って思うようにいかなくて計画的にいかないのでストレスがたまってしまうと。

あるとき、気付いたということなんでしょうけど遠藤さん否定しないということは介護されてるご本人だけじゃなくてするほうにとってもいいように回っていくものなんですか?認知症の方っていうのは病気という意味ではこれを踏まえて実は不安感や孤立感が出てきます。 それに伴ってはいかい、暴言・暴力昼夜逆転といったいわゆる困った症状、行動が出てきやすくなります。 その結果、はいかいや暴言・暴力昼夜逆転といったようなVTRにあったようなことが起きてくる、減るんですね。

2つありまして1つは、各市町村に地域包括支援センターという窓口があるんですけどそこで専門家を紹介してもらったり先ほどの高瀬先生みたいに訪問診療、来ていただく先生もおられたりとか、将来は初期集中支援センターといってうちまで来てくれるチームができたりしますのでやはり、相談していただきたいと。

認知症の進行を遅らせるにも大事だということですか?介護者同士が話し合う、家族の会交流会なんかが介護者の考え方、態度が変わると本人も変わるので、実はその結果本人の心が豊かになるというか認知症の進行を遅らせる可能性があるんですね。 愛知県のNPOが主催している有償ボランティア。 いただきます!この有償ボランティアを活用する小川大樹さんと妻の真由美さんです。 そこで、お迎えを有償ボランティアに頼むことにしました。 ボランティアの多くは地域に住む主婦や仕事をリタイアした人たちです。