コズミック フロント☆NEXT「太陽系ミステリー~“幻の惑星”が語る創世記〜」

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この番組のまとめ

あなたは 太陽系で8番目の惑星って 何だか知ってますか?え~? 水金地火木土天海…。 それから2世紀 2015年3月ついに この幻の惑星に史上初の探査機が到達しました。 この いわば 幻の惑星は地球や太陽系がどのように形づくられたか謎を解く鍵を握っているといいます。 2世紀前に見つかったという太陽系で8番目の惑星。 天文台を創設したのはイタリアの神学者で科学者でもあったジュゼッペ・ピアッツィです。 これは 惑星や彗星など太陽系内にある天体の特徴でした。

探査機の名は DAWN。 太陽系の夜明け すなわち始まりのミステリーを解き明かす事こそDAWNの最終目標なのです。 DAWNは 日本の小惑星探査機はやぶさと同じくイオンエンジンで推進します。 この方法では DAWNは 一旦ケレスを通り過ぎてしまいますが極めて高度な計算が必要でした。 DAWNは 今も 高度を下げながらケレスの新たな映像やデータを集めています。 探査機 DAWNの分析装置の開発リーダーです。

この時 大きくなれずに残されたのが 小惑星帯です。 では ほかの恒星では小惑星帯はどこに形成されるのでしょう。 これは もしも ある星の周りに小惑星帯が出来るなら出来やすいのは スノーラインの辺りだという事を意味します。 なぜ 小惑星帯はスノーラインの付近に出来るのでしょう。 ですから スノーラインの内側には岩石中心の地球型惑星が出来外側の冷たい領域には巨大惑星が形成されます。 実は小惑星を調べる事で分かるのは小惑星自体の事だけにとどまりません。

フランチェスカさんは実際の小惑星の分布を太陽からの距離別に詳しく分析しました。 一見 別の問題に見える火星と小惑星帯の謎。 小惑星帯をかき混ぜ火星が地球より小さくなる原因をつくった太陽系ミステリーの真犯人は木星だったのです。 さまざまな小惑星が入り交じった小惑星帯こそが答えに至る道筋を示してくれるんです。 しかし 小惑星帯に残された手がかりから46億年前の物語がひもとかれつつあるのです。 ピアッツィが望んでいた天文台の建設を認めてくれたのは当時の王様 フェルディナンド。

マサチューセッツ州にある…ここではこれまでに世界中で観測されたいわば 二重小惑星が多い事が分かってきました。 地球に接近するような軌道を持つ小惑星では実に 6分の1が 二重小惑星です。 こうした形だと 太陽からの光の当たり方が 均等でないためところが 小惑星が地球軌道まで接近すると太陽に より近づくためヨープ効果が強まり回転がだんだん速くなります。