今年2月にも 新たな汚染水漏れが明らかになりましたそして モニタリング調査では数は大幅に減ったもののその一方で いわきの魚へのニーズは高まっています。 原発汚染水漏れの事故は直接 我々にもやはり影響が出てきました。 神田さんは 原発事故直後から海水や海底の泥 砂などのデータを分析し魚の汚染のメカニズムを研究してきました今回のお話も 特に セシウム137を中心に お話をいたします。
汚染のレベルは着実に下がっていましたこのように 海水や海底の汚染が改善しているにもかかわらずなぜ 今もなお 国の基準を上回る魚が見つかるのか?石丸さんは この装置を福島沿岸の汚染濃度の高い海域に沈め3年前から マリンスノーなどを集めてきましたそして汚染の度合いを調べると高いもので1kg当たり1,550ベクレルのセシウムを含んでいましたマリンスノーはアミなどの餌になります。
福島大学の学生が漁業者の協力を得て行っています現場で話し合い 一人一人の消費者の納得を得ていく中から漁業再生の道を探ろうとしていますいわきの魚介類。 その情報は即座に顧客に伝えられます朝6時 船が港に戻ってきます全国の料理店に送られているのは坪内さんたちが新しい漁業を始めたきっかけは漁業者の高齢化と後継者不足でした日本海でも乱獲による漁獲量の落ち込みがそのころ 結婚を機に 坪内さんが萩に移ってきました。
まず スクリーニング検査は継続して やっていく必要があるんだろうという事と高校生 大学生… 外部への発信。 ここの地元の水産に対してやっぱり こう今後 どうなるんだろうっていう不安も たくさんありながらでも やっぱり「どうにか存続を」って一生懸命 「形変えてでも」って前向きに見てらっしゃる姿というのに非常に感銘を受けまして。 新たな販路は開けるのではないかと話し合いを始めました科学者と漁業者そして 地元の高校生 大学生が世代を超えて向き合っていこうとする姿。