今日の司会は 戸田恵子さんです。 今日は 皆さんのリクエストにお応え致しまして4月23日に放送したこちらの 俳優 篠井英介さんの回リクエストで お届け致します。 篠井さんは 現在 連続テレビ小説「まれ」に ご出演でございますが戸田恵子さんとはもう 長年のおつきあい。 「番組の中で篠井さんが 戸田さんの事を『お姉ちゃま』と呼んでいたのが印象的でした」。 戸田さんも声で出演されてますが連続テレビ小説「まれ」からはこちらの方です。
私の奥さん はるさんは鈴木砂羽さん。 サロン「はる」は篠井さん演じる蔵本浩一の妻 はるが経営する美容院なんですね。 外浦村にある唯一の美容院で村の人たちの憩いの場でもあるんです。 昭和40年代 空前の能登観光ブーム。 あんまり 個性的な 怖いのとかあるいは 多少 中性的な役とかが多かったのでこういう普通の娘のいるおじさんは大丈夫なんだろうかって。 全然 大丈夫。 大丈夫でしょうか?よかったです お姉ちゃんの太鼓判押して頂けました。 大丈夫。
本当に 非常にソフトで マイルドで上品で 雅ないつも ロイヤルムードというかほかにはない 絶対無二の存在というか…。 という訳で 今回は石川県ご出身という事で地元の言葉があるんで実は 石川県の言葉を大きく分けると このように大きく2つに分かれてるんですよね。 こっち側 加賀弁の方なんですね?で ちゃんと能登弁のご指導に来て下さってる方がいるので「ちょっと ちょっと これ違うけ?これ 金沢ではこう言うんやけど能登やと違うけ?」ったら「英介さん それ違うわ」って言われてあ~ 難しい。
方言指導をされている塩山誠司さんによりますとキャラクターによって 輪島ことばもいろいろ 使い分け言い回しを変えてるらしくて篠井さんの場合は「尻に敷かれている気の優しい男性の言い回しにしてもらってます」と。 モデルが いらっしゃって方言指導者の塩山さんのお姉様の旦那さんがそういう感じなんですって。 篠井英介さんは 1958年石川県金沢市のお生まれです。 実家は 金沢市の旧市街で伝統的な文化が残る暮らしだったそうです。 なぜ 日本舞踊を?これも 金沢じゃなかったら絶対無理で。
でもね 日本舞踊は 歌舞伎のシテの方も そうなんですけど小さい時は後々 男役になるにしてもまず 女の踊りをやらせるの。 高校生の時に舞台「欲望という名の電車」をテレビで見て 衝撃を受け主人公の女性 ブランチを演じたいと強く思うようになります。 あのころ いろいろ 玉三郎さんもマクベス夫人なさったりいろいろ 演劇界も革新的な事あったんだけどすごく どっちかっていうと汚れ役に近いような役なのでこれを女形でやる人はいなかろうと。 さあ その後 日本大学藝術学部演劇学科に進学。 看板女形として 活躍します。
変な話お姉ちゃまの前で あれだけどこうやって何もなくても 飲んでも演劇だときっと 今 お茶飲んでるんだなってなるだろうしこうやって飲んで こうやったらワイングラスかなとかさすぐ 皆さんがご想像して頂けるし全然 この人変な人ではなくなるんですね。 だけど 映像だと映ったら映ったものですから僕ら 作る方が いろんな想像力を膨らまして演じ見て下さるお客様も豊かな想像力の中にその想像力はお客様一人一人の中の心の豊かさに通じ また我々 作り手の豊かさに通じ舞台の上でしか成立しないんですよ 本来。
あのね 女形って…まあ 女形なのかもしれないけど私の中では… 殊 英介さんに限りかもしれないけど何の… 何かこう線は何もないからそういうふうに言われると「ああ ああ」って今日 すごい 納得する事がいっぱいあったんだけどもう 何かを超えてそれが 自然に いつもあるから別に ブランチをやります何をやりますと言っても何のあれもないから 今 すごくそういうふうに言われてそうなんだ。
そんな 石川県観光大使の篠井さんにお薦めスポット 教えて頂きます。 これね 金沢三大茶屋街ってあってにしの茶屋街 ひがしの茶屋街主計町の茶屋街。 茶屋街の街の明かりが こう川のみなもに反射してね。 更に 石川県観光大使やっぱり 太平洋側の海とは日本海側の海は全く違うんですよ。 それこそ ガッツ石松さんととと楽コンビで 能登に ちょっと金沢のNHKさんのお仕事で行ってきたんです。
という事で 石川県観光大使の篠井さんに…。 大型連休期間中北陸新幹線も…。 「舞台やテレビで さまざまな役を演じられている篠井さんですがどの役柄も気品が にじみ出ていていつも 見とれてしまいます。 「篠井さんのブランチ見ました」。 「目の前の篠井さんは完全に物語上の人物女性 ブランチにしか見えず話に吸い込まれました。 「初めて ドラマで篠井さんを見た時この人は 男性なんだろうか女性なんだろうか。 神秘的な魅力が印象的だった篠井さん。