うまいッ!「とろける食感と上品な甘み・白桃~岡山市〜」

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この番組のまとめ

こんなにとって大丈夫なんでしょうか?更に 岡山の白桃作りに欠かせない袋がけの原点もご紹介。 本日の主役は 岡山の白桃という事でございまして。 そもそも 白桃というのは岡山以外でも作られてるんですか。 明治から本格的に栽培が始まっているので白桃発祥の地とも岡山は言われています。 白桃の産地 岡山でおいしさの秘密を探ってきました。

一つ一つの実に丁寧に袋をかけていきますこれ どうして一個一個桃に袋をかけるんですか?袋が無いと実が 直射日光を浴び果肉の温度が上昇します。 これが かたい食感を生むと言われています一方 袋をかけると実に直射日光が当たらず果肉の温度も急激には上がりません。

当時は 袋を一つずつ「イグサ」で留める今以上に 手間暇のかかる作業でした昭和30年代に 桃の生産量が全国一になった 岡山では作業の効率化と 品質向上が求められていました新聞紙では手間が かかるうえ桃は 白くなっても光を遮りすぎて養分不足で実が うまく育たない事があったからですそこで 農業研究所や袋メーカーが立ち上がり桃の色づきや 光合成をコントロールする事が できるんです。

去年8月 中野さんは岡山の白桃を 船で香港まで輸送する実験を 行いました農産物の輸出促進に向けた農水省の 事業の一環で長期保存の難しい桃を 船で安く大量に送るための実験です中野さんは10℃から 氷点下1℃の低温で桃の貯蔵実験を 重ねました。 温度に加え 保存期間による違いも調べました味や食感が 落ちる事はなかったんです開発にあたった メーカーの志水基修さんですこの段ボールは 普通のものと比べてどこが違うんですか?輸送した場合でも桃自体の水分が 保たれるのです試食には行列が できるほどでした。