アホウドリは日本の特別天然記念物です。 そこで 安全な島にアホウドリを引っ越しさせて人の手で育て 新たな繁殖地を作ろうとしているんです。 8年にわたって密着した驚きと感動の記録です!繁殖地を小笠原の島に移すというアホウドリの移住計画が始まったのは2008年1月。 鳥島から アホウドリを運び出す責任者です。 うわ~ 怖そう!アホウドリはこの断崖の下で繁殖しています。 鳥島にいない半年間アホウドリは 5,000キロも離れたアラスカ沖にいます。
あれ? もうアホウドリ…?いえいえ。 飼育スタッフは電気も水道もない無人島で親鳥は 半分消化したものを吐き戻して与えます。 一羽も失う事なく10羽全員が 無事に巣立ちました。 アホウドリの巣立ちが終わると小笠原に夏が訪れます。 ヒナが 聟島を巣立ってから2年後の 2010年 夏。 そうです! 聟島で 出口さんが苦労して育てた アホウドリです!いや~ 本当によかった!再び 小笠原の聟島です。 1年目の飼育が順調だったため2年目以降は数を増やし毎年 15羽ずつヒナを育てています。 アホウドリの若鳥です。
やりました! 卵です!出口さんが育てたアホウドリが初めて産卵に成功したんです。 イチローの翌年に出口さんが育てたメスです!Y11は イチローに興味深々。 実は このころ イチロー夫婦は出口さんの期待を 一心に背負う存在になっていました。 出口さんはイチロー夫婦の二世誕生をでも…。 別の所でヒナを誕生させていたんです!地元 小笠原の研究者たちが別の鳥の調査中右側のヒナが アホウドリのヒナである事を発見したんです。 毎年 決まった所に巣を作るアホウドリの習性からすると今年 親は同じ場所に帰ってくるはずです。