スタジオの浩介さん この木 樹齢どのくらいだと思いますか?そうですね。 ここは 知床の玄関口斜里町ウトロ地区の市街地から車で なんと10分ほどの所です。 そして この原生林を案内して下さるのは自然ガイド歴20年の岩山 直さんです。 では こちら ちょっと見て頂きたいと思うんですがあきえさん これ何の跡か 分かりますか?何でしょう? こっちの鈴木は分かりませんがスタジオの鈴木浩介さん 分かります?えっと あれですかね?何か 動物が 木を爪で研いだみたいな事ですか?浩介さん 鋭いですね。
岩山さん これトドマツのちっちゃな幼木ですよね。 こういったトドマツの木が倒木されてる上にまた新しい生命としてトドマツの若い木が生えてきてるという事ですね。 あきえさん 気付きましたね?こんなに森の中で木が倒れてる風景って浩介さん 不思議ですね。 知床半島 非常に自然が厳しくて風も強い所ですので大きな木も 時には こうやって倒れる事があるんですね。 そして この倒れた所に空から スポットライトのように次の命に また つながっていくっていうふうにもなってるんですね。
ガリガリやっちゃったって事ですね?あっ! やっちゃったんですね?岩山さん これはクマの木登りの跡なんですよね。 このトドマツの木を使ってですね木の上の方まで上がってそして 横にあるミズナラっていうドングリをつくる木があるんですよね。 浩介さん 仕事でもし 何か 疲れたなとかストレスたまったなと思ったら是非 知床にいらっしゃってあっ!また シカ発見! シカ発見!そうですね。
どうしたらいいんですかね?私もですね やはり 20年以上こちらに住んでますので基本的にはクマと人間が出会ったらですねクマの方が恐ろしがってるっていうふうに考えて頂ければいいかなと思います。 ですから こういった観光で森林散策 知床でする場合クマが出てもですねこういったガイドさんがいれば安心して見る事ができますので。 これね 一瞬散策路が出来てるのかなって思いますけど実はね これ獣道なんです。 その上を 今 天然記念物のオジロワシが飛んでますね。 オジロワシ!オジロワシ 大きな猛きん類。