70年前 沖縄のジャングルで戦った少年たちがいました。 今回 私たちは元少年兵30人余りを取材。 映像も残されていない護郷隊の戦争を証言を基にアニメーションで再現しました。 70年前のあの日 少年たちは何を見たのでしょうか?沖縄本島北部の東村。 有義さんが所属していたのは少年ゲリラ部隊 護郷隊。 有義さんが語ったのはあどけない少年だった自分を変えた 強烈な体験。 少年が見た戦場を証言を基に アニメで再現しました。 沖縄北部の少年たちは力持ちだからご褒美でもくれるのかな。
護郷隊が作られた当時 日本は乗組員が命を捨てて突撃する日本の絶対国防圏はアメリカ軍を中心とする連合国軍によって突破。 日本は アジア 太平洋の拠点を次々に失いゲリラ戦とは 兵力差のある敵に正面から挑むのではなくジャングルなどに潜伏し奇襲攻撃によって相手を消耗させる戦い方です。 沖縄の少年ゲリラ部隊護郷隊を作ったのです。 陸軍中野学校出身の松田 誠 元大尉です。 陸軍中野学校出身の将校たちは地元の軍人と共に沖縄に ゲリラ部隊を設立しました。 最前線で アメリカ軍と戦う日本で唯一の少年ゲリラ部隊でした。
照屋さんの妻 絹代さんも真喜屋に生まれ護郷隊に家を焼かれた一人でした。 アメリカ軍は 最前線で攻撃してくる少年兵を どう見ていたのか。 私たちは 今回 初めてアメリカ軍の極秘資料を入手しました。 アメリカ軍は上陸直後の4月の段階で既に 護郷隊の存在を把握。 海兵隊の兵士だった…更に アメリカ軍の情報部がまとめた報告書も見つかりました。 アメリカ軍は 本土決戦に向け少年兵への警戒を強めていたのです。