第97回全国高校野球選手権大会 第8日

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この番組のまとめ

ただ、それでも時折、青空や強い日ざしが降り注いでくる甲子園球場。 このあと、第3試合は春夏、通じて初出場の大阪偕星学園と2年連続6回目の夏の甲子園福岡の九州国際大付属の試合。 さらに第4試合には春センバツ優勝の福井・敦賀気比と岩手の花巻東の対戦が予定されています。 一塁側に大阪偕星学園。 すでにきのう49代表すべてこの甲子園で試合を行いました。 第3試合の解説はNTT西日本元監督の村本忠秀さん。 まず一塁側の大阪偕星学園。 大阪偕星学園は6回にもツーアウトから9番・的場がレフトへ運びます。

九州国際大付属のスターティングメンバーをご覧いただいています。 解説は富山の高岡第一高校からNTT関西のピッチャーとして活躍されました現在のNTT西日本の元監督でもあります村本忠秀さんです。 エースナンバー1番をつけているのは1回戦で先発をしました富山なんですけども楠城監督の頭の中には右と左信頼できるピッチャーがいる。 大阪偕星学園の山本監督はスコアのイメージと聞かれて5対4というある程度点を取っての競り合いというイメージの話をしていました。

それでは、九州国際大付属の守りをご紹介しましょう。 姫野君、初球の変化球を1回の表の大阪偕星学園、先制のチャンスを作りました。 地方大会からまず、得点圏にランナーを進めて、点を狙ってくるという大阪偕星の戦い方です。 九州国際大付属もやはり十分バッテリーとしては注意しているところですよね。 比叡山高校との試合では先制タイムリーの5番の岸です。 大阪偕星学園。 2点先制になりました大阪偕星学園。 しかし、大阪偕星学園持ち味が出た攻撃。

追いかける九州国際大付属1番バッター1回戦4安打の吉井からです。 楠城監督は、やはり一番自信があるのはストレートではないかこれをどう打てるかがきょうのポイントだという話をしていました。 いきなり追いかける形になりました九州国際大付属。 1回の裏、福岡の九州国際大付属3人で攻撃が終わりました。 大阪偕星学園、守りでもいいプレーがありました。 2回の表、2点をリードする大阪偕星学園の攻撃です。 ノーアウトランナー、一塁、三塁。 村本さん、タイミング的には藤本が楠城監督の指示を伝えにいきました。

2回の表大きなチャンスを作った大阪偕星学園ですが九州国際大付属が切り抜けました。 ここは守りでしっかりと防ぎました九州国際大付属です。 九州国際大付属の各打者はやはりピッチャー・光田くんの打球を予測して打席に入っていると思うんですけどね。 微妙に変化をしてるんだと思うんですけどバッテリーとしては非常にいい配球をしていると今の2回の裏は6球で攻撃が終わった九州国際大付属です。 ここまではストレートで少し詰まらせるという球がいずれも岸の先制タイムリーで序盤、リードしています大阪偕星学園。

ここ先ほど、ワンアウトで送るかという形もありましたけど今度、どうしますかね?こういったケース下位のバッターですけどいろんなことが考えられますね。 非常に、いい投球はしていたんですけどやはり、デッドボールからの心理的なものだと思うんですよね。 カーブとスライダーそれから、チェンジアップをもっているという中村です。 代わって最初のバッターを三振取りましたけど非常に落ち着いたそういうふうに見れますよね。 バッターはスライダー打つのが得意なバッターストレート得意なバッターとそれぞれの判断に任せてるみたいですよね。

4点を追いかける福岡の九州国際大付属。 ワンアウトランナー、一塁、二塁。 九州国際大付属からしますと4点を先行されましたがまだ序盤です。 これ、ですからある程度のゾーンより上にくるとやはり九州国際大付属も力があるなというところが見えてますね。 序盤の九州国際大付属大きな反撃のチャンス。 3回の裏、福岡の九州国際大付属。 序盤、押し込まれた中でキャプテンに一本出るとちょっと違うんじゃないでしょうかね?この場面で1本つなぐことによってチーム全体が勢いがつくと思いますね。

それではこれから攻撃に移ります九州国際大付属アルプスの情報です。 角谷直也アナウンサーです。 縁起がいい大型のメガホンを使って相手、地元・大阪に負けない応援、グラウンドに響かせていきます。 スコアは同点なんですけどもこれ、どうでしょうか互角なのかこうやって先頭バッターが追いついた直後に出るという辺りで少しずつ流れは九州国際大付属のほうに流れ始めてるんでしょうか。 九州国際大付属の各バッターが自分の絞り球をそれをしっかりともってスイングできてますよね。 それでは一塁側の大阪偕星学園のアルプスの情報です。

ピッチャーの中村君スリーボールになりましたけど非常に表情を変えずにいいピッチングをしてますよね。 ワンアウトワンアウト、一塁と変わります。 大阪偕星学園としては1回戦の反省でバントをしっかりとやってきたということなんですけどね。 今度は動かしてきましたがそれが実らず、ツーアウトランナー、一塁。 ツーアウトランナー、一塁、二塁。 これで毎回得点圏にランナーを進めている大阪偕星学園。

後半、今5回ですがこれから、十分継投という場面はあると思いますね。 九州国際大付属。 好調なバッターにいいカウントになりました。 これで甲子園2試合で6本目のヒットです、吉井。 ヒットエンドランだと内野はダブルプレー、それからバックホームもできるような態勢でしょうか。 二塁経由のダブルプレーはね返すだけの打線の力は十分に持っています。 序盤、少し劣勢にも見えた九州国際大付属が一気に追いついてこの中盤、勝ち越しのチャンス。

九州国際大付属。 2点タイムリーツーベースこれで2対0と序盤は大阪偕星学園主導権を握ったかと思いました。 しかし、3回の裏ワンアウト、満塁として2番の山口のこの当たり九州国際大付属がすぐに1点を返します。 スリーランがここまで2本出てるという福岡の九州国際大付属の打線です。 この試合の解説は富山の高岡第一高校から駒澤大学現在のNTT西日本でまた、その中で相手の配球もしっかりと考えた待ち方のできるバッティングが今、ここまでできてると思いますね。

まだ中盤、まだまだイメージはあったと思いますけど4点をリードして姫野でもう一度勢いをつけられるか富山はカーブ、スライダー、フォークチェンジアップそれから時折ツーシームも使ってきます。 大阪偕星学園も負けてませんね。 大阪偕星学園からしますと4点差はありますが取られてすぐに取れるでしょうか。 第1打席では見事なバントヒットがありました福田です。 大阪偕星学園とすると気持ちの面で変わってきてますか?この1点を取ったというのは非常に大きいですよね。

同点のランナーもかえってくる逆転は許しません!九州国際大付属!しかし、大阪偕星学園。 追いつかれた直後の先頭バッターですが主導権を握っていくためにはどういうことが求められますか?3打数2安打甲子園2試合よく当たっています、吉井。 好調の吉井を抑えました大阪偕星学園の光田。 それでは、攻撃に移ります大阪偕星学園に寄せられた応援メッセージです。 しかし、あの打力のある両チームというのは分かってはいたこととはいえ見事なバッティングを見せています、両チーム。

ワンアウト、ランナーありません。 大阪偕星学園ホームランで勝ち越し。 やはりバットを一握り短く持った分こういった部分は大阪偕星学園は徹底されてますよね。 6回に追いついた大阪偕星学園。 この7回に1番姫野のホームランで勝ち越しました。 面のブレを少なくするそういった考え方もしっかりバッテリーが自分たちの思ったとおりの投球ができるかどうかですね。 追いかける点数が1点九州国際大付属。 ワンアウト。 変化球のタイミングで待ってるということは十分、バッテリーとしては分かったんでしょうね。

8回の表、大阪偕星学園ワンアウト、一塁、二塁のチャンス生かせませんでした。 これから攻撃に移ります福岡の九州国際大付属に寄せられた応援メッセージです。 九州国際大付属で今は東京で仕事をしています。 九州国際大付属は6番から始まります。 大阪偕星学園の内野手は非常に堅いですからね。 また大阪偕星学園は当たっているバッターからの攻撃です。 本当にラストバッター的場は送りバントの構え。 ワンアウト、ランナー、二塁。 ベンチのほうを見ながらキャプテンの岩崎がマウンドに行って内野を集めます。

ただ、変化球を交ぜて相手にある程度、予測をされるそういったことのない本当に一気に攻めてバッテリーから攻めていったそういった投球になりましたよね。 きょう、得点に結びついている中軸にこのあと、回すことができる福岡の九州国際大付属の攻撃。 大阪偕星学園としてはとにかくアウトを積み重ねていくしかありませんからね。 ここの九州国際大付属の攻撃ですよね。 ワンアウト、三塁で三塁ランナーかえればサヨナラ。 九州国際大付属が大阪偕星学園を破って、3回戦進出。

先に引き上げます九州国際大付属。 2勝したチームということになりますと九州国際大付属が第91回大会で達成して以来ですから6年ぶりということになります。 放送席、放送席劇的なサヨナラ勝ち九州国際大付属の楠城監督です。

2打席連続ホームランを打った九州国際大付属の4番・山本選手の談話田所アナウンサーです。 阿部翔人、初球だ!ヒットになる!選手宣誓をした阿部選手は今体育大学に通い教師を目指しています。 春センバツの優勝校福井の敦賀気比高校と岩手の花巻東のゲームが一塁側、敦賀気比高校、福井。 このゲームの解説は宮崎高校から明治大学社会人野球の日本石油、監督も務められましたそしてバルセロナオリンピック銅メダリストの坂口裕之さん。

春の戦いもありますから当然、注目を集めているという敦賀気比高校ですがこちらもスターティングオーダーは1回戦と全く変わらない並びです。 平沼君が1回戦のピッチングで左バッターに対してアウトコースに沈んでいくチェンジアップ。 2002年から花巻東高校の監督を務めて最近で見ますと2009年の菊池雄星投手もいたチームで春センバツの準優勝。 一方、こちら敦賀気比高校の東哲平監督は35歳。 県大会でも大事な試合で任されてますしきょうの敦賀気比の打線を見て投球を見てみたいですね。

敦賀気比高校の守りをご紹介しましょう。 春センバツ優勝した大会では5試合、45イニングを投げて失点が5、自責点が2という内容でしたが1回戦10回を投げました。 フォームのバランス特に上下のバランスそれから体の軸この辺りを意識してシャドーピッチングを繰り返したという2回戦までの間の調整でした。 甲子園に入ってからはまだチームでは盗塁はありませんが敦賀気比からするとこの人を出したくないでしょうね。 バッターの田老君もそのボールをファウルにしたかったんだと思いますけど平沼君の威力が勝りましたね。

花巻東はエースの高橋ですし敦賀気比側は背番号18番の2年生の山崎。 佐々木監督も千葉君に対しては当然、ピッチャーとしての期待もあるんですけどバッティングこちらも非凡なものがあると高めに浮くという状況はこの回あまり見られません。 ですから、これでこの甲子園初打席初ヒットになりました千葉です。 この下位打線は1回戦に比べますと顔ぶれが変わっているという花巻東です。 2回の表花巻東高校得点がありません。 今度は敦賀気比高校のベンチ入りの選手です。

バッターとしては敦賀気比の打線非常に当たっています。 非常に夏の大会特に今大会はキャッチボール。 花巻東側としてはきょう先発の加藤で5回ぐらいまではいってもらえればという佐々木監督の考えもあります。 ワンアウト、一塁3回の表花巻東高校の攻撃。 これで、花巻東としてはこの甲子園で初の盗塁。 花巻東高校も高めのボールこのボールについてはしっかり振りきってます。 花巻東としてはもう1点というところですね。 きょうの第4試合お互いにランナーを出しながらの序盤戦先手を取ったのは岩手の花巻東です。

好プレーが非常に近いところで展開された三塁側のアルプススタンドから非常に大きな歓声が湧き上がっていますがそのアルプススタンドから伝えてもらいましょう。 やはり、ランナーをセカンドに置けば守っているほうもプレッシャーかかりますし花巻東としてはリードしてますから、なんとか優勢に進めていきたい。 ここはツーボールワンストライクということもありますけどヒットエンドランはしやすいそういったカウントにはなっていますね。

坂口さん、序盤で3失点というのは敦賀気比側にすれば明徳義塾戦と同じ展開にはなりますが失い方という面ではどうでしょうか?やはり、非常に走塁を絡められたりだとか非常にフォアボールをとったりだとか非常に平沼君が今はボール球なんですけどもその振らせたいボールをしっかり見極められてる。 こうなりますと敦賀気比側としてはなかなか平沼をマウンドからという選択肢はなかなかとりにくいと思うんですが。 なおかつ、敦賀気比高校まだフォアボールのランナー3人だけという状況。

外のストレートは非常に勢いがありますので変化球、平沼君もタイミングを崩されましたね。 2年生、この甲子園初登板になっている加藤がここまで好投を続けています。 優勝した春センバツの背番号18番をつけてベンチにはいましたが何しろ、平沼投手が5試合全部完投して勝ちましたのでほかのピッチャーがマウンドに立つことがありませんでした。 山崎君…まだ序盤4対0ですからね打線のいい敦賀気比ですからこうやってピッチャーが代わって守る側のリズムが作っていければゲームは分かりませんね。

センバツでも同じお守りを持ってきましたが紫紺の紫に合わせたところ見事優勝。 春から夏への思いというのはやはり十分に意識してこの夏、入ってきたという敦賀気比高校です。 5時を回っていますニュースはこの回の敦賀気比の攻撃が終わりしだいお伝えします。 春センバツ優勝校の敦賀気比松本が倒れました。 春の紫紺の優勝旗、夏は深紅の大優勝旗。 それから敦賀気比が2回それから福井商業もベスト4まで進出したことがあります。 敦賀気比高校だったり福井商業だったり福井であったりと甲子園で活躍するチームが多くなりましたね。

1点、追いかける福井・敦賀気比の攻撃。 サウスポーという意味では同じですがどの辺りに、一番大きな違いがあると坂口さんは考えられますか?私は高橋君の場合は腕をしっかりと振って加藤君よりも球威がありますので。 このゲーム2本目となりました福井の敦賀気比。 1点を追って福井・敦賀気比6回の裏。 そして、山崎の打順で敦賀気比は代打ですね。 やはり平沼がレフトの守備位置からマウンドに戻ってきてそして、敦賀気比高校はレフトに3年生の森が回りました。 しのいで逆転して勝ってきているそれが敦賀気比ですから。

そこまで合っていない球種もありましたがここは球種を変えてチェンジアップが結果的にはヒットです。 敦賀気比としては、また平沼をマウンドに戻して坂口さん、1点失いました。 ツーアウト、ランナーなしというところから1回戦は4安打だった岩手の花巻東高校ですがきょうは打線活発。 2番手の山崎君に対して全く合ってませんでしたから平沼君に代わって積極的なスイングというのが戻ってきましたね。 2点差となって追いかける点数1点多くなった敦賀気比高校は7回の裏、8番キャッチャー福井・敦賀気比。

得点圏のランナー残ってしまった敦賀気比高校、7回の裏の攻撃。 第3試合では両チームトータルでホームラン4本出るというゲームもありましたしこの第4試合でも敦賀気比のキャプテン・篠原にスリーランホームランが出ています。 ただし、敦賀気比の守りも非常にいいですね。 下位打線がランナーに出て上位につなげるというそういう形を花巻東としては作りたいですよね。 やはりヒットは平沼から奪っている花巻東高校打線で13本目。

長打がいくというよりは単打、単打という形で花巻東としては4回までのリード4点という点差に戻しました。 敦賀気比高校は5点差を追って応援しています。 敦賀気比高校の頑張りが私たち敦賀市民の元気のもとになっています。 また少し強めに吹き始めました甲子園球場の上空です。 そして、甲子園外野の照明灯にも明かりが入りました。 解説・坂口裕之さんでお伝えしている、大会8日目2回戦の戦い続く甲子園、きょうの第4試合です。 ですから、まだやはり試合の主導権花巻東が握ったままというような状況ではあります。