総合診療医 ドクターGセレクション「肩が痛い」

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この番組のまとめ

プロの野球選手はよく肩を いわしますがあれ アマチュアの卓球ですよね。 総合診療医の武器は問診と診察だ。 症状は? 仕事は? 生い立ちは?病気を探るヒントはどこに潜んでいるのか。 草場先生の診療所には赤ちゃんから お年寄りまで幅広い年代の人々がやって来る。 どんな患者も優しく包む家庭医 草場先生の登場だ。 病気は何なのか病気の正体を探り当てるために今回 全国から集まって頂いた研修医が こちらの3人です。 先ほどの患者さんの症例 みて何か ピンときました? まだ?こんにちは 先生。

先ほどVTRであったような物をつかむ時に落としてしまったりとかそういったところが単純な関節痛とかでは説明がつきにくいのかなと思っていわゆる全身性の病気じゃないかと考えました。 2つ出たんですけどもこの病気に当てはまらない所は逆に どうでしょうか?多発性骨髄腫の最初に出てくる症状ってあまり典型的じゃないかなとは…。 腱板の病気は どんな病気があるか分かりますか?四十肩 いいですね。 先生 「四十肩」というのは本当に病名なんですか?そうですね。 四十肩 五十肩の事が肩関節周囲炎なんですね医学的に言うと。

前より いろんな事がうまくできなくなったりとかあと転んでしまったりとかそういった症状が出てきたと思うのでこういった症状は一つは悪性腫瘍が脳に転移した影響じゃないかなと考えました。 高野先生があげた病名は第一鑑別と同じ…腫瘍が骨から脳へ転移した事で神経を圧迫し新たな症状が出たと考えた。

そこで カンファレンスでは 改めて三浦さんの訴えている症状にその普通が普通で なくなってきてますよね 全体的に。 どういう原因で筋萎縮は起きるんですか?「運動神経」は 脳から筋肉へと信号を伝えています。 すげ~!運動神経は二段階に分かれていて脳から脊髄の部分を「上位運動ニューロン」。 脊髄から筋肉の部分を「下位運動ニューロン」と呼びます。 上位運動ニューロンは下位運動ニューロンをコントロールし下位運動ニューロンは実際に筋肉を動かしています。

つまり 下位運動ニューロンに加え次第に 筋肉が どんどん落ちていってしまう病気ですが上位運動ニューロンにも下位運動ニューロンにも障害を与える病気だと思います。 今の検査結果 陽性という事はどういう事が言えるでしょうか?気管切開をして人工呼吸器を使えば生命の危機はなくなります。 人工呼吸器をつけるかどうか患者は大きな選択を迫られます。 一度 最初は 例えば 人工呼吸器をご自身は つけないという選択をしたとして その後もう少し しばらく生きていたいと思う事もあるかと思うので…。