中でも 登録によって更に多くの観光客が集まり注目されている場所があります長崎県端島炭坑通称 軍艦島です♪~製鉄用の石炭としては当時 日本一の品質と克明に記録した短編映画が残されていますその 人の気配すらも消し去ろうとしています。
コンベヤーベルトは選炭場を通り 貯炭場へと一路 石炭を運びます。 坑夫たちの僅かな娯楽施設の一つ映画館。 玉突き場 映画館と走る子どもたち喜び騒ぐ子どもたち応援の父兄もみんな 一つに溶け込んで土に親しむ運動会を楽しみます。 加地さんは 今の「緑なき島」1955年の短編映画ですけれども当時 ご覧になりました?当時はですね せっかく撮ってもらったんですけどもこの端島に電波が届かないという事で当時の人たちは全然 見てないんです。 最初に案内して頂いたのは炭坑施設跡です。
で 加地さんはここで まあ いわゆる その設備関係のお仕事をされていたという事ですけれども厳しい仕事でも頑張れた…何て言うか 何が よりどころだったんでしょうかね?それは やはり あの~この島をですねやはり 自分たちが石炭を掘り出す日本一の管理なんですね。 助け合いながらみんなで夢を見てリスクもあるけれども頑張っていけばなんとかなるよっていうそういうのがものすごく表れているからそれも 形だけじゃなくて人の心も 世界遺産の一部として残したいものだと思いますね。
造船所ですとか 製鐵所そして この軍艦島にあるような炭坑ですとかいずれも日本の近代化をけん引してまた 支えてきたものが今回 世界遺産に登録された訳ですけれどもこうした いわゆる産業遺産が世界遺産になったっていうのはどういうふうに思われますか?人間が生活していくのに欠かす事のできない部分活力とかねそれの… あと ノウハウもその国と その風土とか島だからとか山だからとかってそこで 発見されて ひらめかれて構築されたものっていうのは世界人類共通の価値を持つ宝物なんですね。
この建物は 大正5年イギリス人 トーマス・グラバーによって建てられたといわれる日本で初めての7階建て高層コンクリート住宅です。 コンクリートを剥がしその内部の風化の進み方を鉄筋コンクリートの代用品として使われていました。 そして 試薬による試験の結果はコンクリートが 完全に中まで風化している事を示しました。 それは コンクリートのアルカリ性の度合いが決めていきます。 大正7年に建てられたアパートのコンクリートのアルカリ度を調べています。