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この番組のまとめ

気象庁の発表によりますと、非常に強い台風15号は、午前5時には鹿児島県阿久根市の北北東40キロの海上を、鹿児島県の薩摩川内市中郷では、午前3時27分に45メートル、鹿児島市で午前2時51分に45メートルの最大瞬間風速を観測したほか、熊本県人吉市で午前4時23分に40.7メートルの最大瞬間風速を観測しました。

鹿児島県内ではこの時間、薩摩・大隅地方の全域が暴風域に入っています。 鹿児島県が設置した雨量計では、近では、気象庁のレーダーによる解析で、午前2時までの3時間に、同じく45メートルの最大瞬間風速を観測しました。 南さつま市消防本部によりますと、きょう午前3時過ぎ、薩摩川内市で5万9400世帯、鹿児島市で2万9300世帯、南さつま市で1万9400世帯などとなっています。 西日本高速道路によりますと、通行止めとなっているのは、九州自動車道の栗野インターチェンジと鹿児島インターチェンジの宮崎です。

長崎県内では、雲仙岳で午前4時54分に38.4メートル、長崎市野母崎で午前3時52分に30.4メートルの最大瞬間風速長崎市と諌早市、対馬市、それに小値賀町では、空の便でも、大分です。 大分県内では風、雨ともに強くなっていて、佐伯市蒲江では午前3時45分に36メートルの最大瞬間風速を観測したほか、大分空港で午前5時前に23.1メートルの最大瞬間風速を観測しました。

じまくでもお伝えしましたが、JR西日本によりますと、山陽新幹線は台風15号の影響で、今月22日から行っていた高位級会談は、きょう未明終了し、北朝鮮が前線地帯に出した準戦時状態を解除する一方、韓国が北朝4日目に入ったきょう午前1時前に終了しました。 そして、線地帯に出した準戦時状態を解除し、一方、韓国が、11年ぶりに再開した北朝鮮向けの宣伝放送を、きょう正午から中断することなどで合意しました。

九州南部ではこのあとしばらく、九州北部では昼過ぎにかけて猛烈な風が吹く見込みで、きょうの最大風速は、九州で40メートル、中国地方と四国で25メートル、最大瞬間風速は、九州で60メートル、中国地方と四国で35メートルに達すると予想されています。

鹿児島県内ではこの時間、鹿屋市輝北では午前4時前までの1時間に、49.5ミリの激しい雨が降ったほか、鹿屋市南部付近では、気象庁のレーダーによる解析で、午前2時までの3時間に、およそ170ミリの雨が降ったと見られます。 薩摩地方では猛烈な風が吹き、枕崎市では、午前2時23分に45.9メートル、鹿児島市で午前2時51分に45メートル、薩摩川内市中郷で午前3時27分に、内で合わせて26万5100世帯が停電しています。

雨量はいずれも多い所で1時間に70ミリ、今夜9時までに250大分県内では午前4時半現在、14の市町村で合わせて86世帯105人が、近くの公民館などに自主的に避難しています。 災害の危険が迫っていることから、気象庁は記録的短時間大雨情報を発表して、安全を確保するよう呼びかけています。 気象庁によりますと、長崎県の雲仙岳では、午前5時半までの1時間に、121ミリの猛烈な雨を観測しました。

熊本市で午前5時28分に41.9メートルの最大瞬間風速を観測熊本県天草市に設置した雨量計で、87ミリの猛烈な雨を観測しました。 鹿児島県では、これまでの雨で土砂災害の危険性が非常に高くなり、気象庁によりますと、台風はこのあとも北上を続け、きょうの最大風速は九州で40メートル、鹿児島県の奄美地方と四国で8メートル、沖縄県と中国地方、近畿、九州南部で180ミリと予想されています。