気象庁によりますと山口県内ではレーダーによる解析で下関市や宇部市、美祢市、それに山陽小野田市付近で午前9時半までの1時間にこの大雨で下関市を流れる川棚川は、自治体が避難勧告を発表する目安となる氾濫危険水位に達しています。
さらに中国電力によりますと、またJR九州によりますと、九州新幹線は博多駅と鹿児島中央駅の間の全線で始発から運転を見合わせています。 また、避難勧告が出ているのは、北九州市八幡西区と八幡東区の一部の合わせて5774世帯1万7213人、北九州市小倉北区の1061世帯2054人、鞍手町全域の7575世帯1万6748人、宗像市の3722世帯、岡垣町の全域の2155世帯、うきは市の山あいの1610世帯、糸島市の683世帯1844人、福津市の634人、筑前町の90世帯297人、苅田町の95世帯228人です。
レーダーによる解析で、午前9時半までの1時間に下関市の菊川付近と豊田付近、宇部市付近、美祢市の美祢付近それに、山陽小野田市付近でおよそ100ミリの猛烈な雨が降っているとみられています。 気象台と山口県は下関市、長門市美祢市、宇部市、山陽小野田市、山口市、萩市、岩国市、周南市に土砂災害警戒情報を発表しました。
広島県廿日市市宮島です。 いつもは、多くの観光客でにぎわう宮島ですがきょうは、ほとんど人の姿はなく広島地方気象台と広島県は大竹市と廿日市市では土砂災害の安佐北区の一部の地域、およそ2万9500世帯6万7700人に避難勧告を出しています。 まだこのあとも雨や風が強くなる愛媛県四国中央市富郷で31ミリ、高知県本山町で30ミリの雨量を観測しました。 また愛媛県伊方町では午前8時22分に43.5メートルの最大瞬間風速を観測しました。
こちらは午前8時過ぎ、出勤時間帯の山口県下関市の様子です。 午後3時になりますと、山口県の日本海側を北上するでしょう。 台風が通り過ぎても、吹き返しの風が、日本海側、特に中国地方の日本海側、九州の北部でまだ強い予想です。 特に山口県付近、1時間に100ミリを超えるような猛烈な雨の降っているところがあります。
東京市場ではきょうも取り引き開始直後から売り注文が相次ぎ日経平均株価は一時800円近く値下がりし、取り引き時間中としてはことし2月以来、きのうの東京や上海に続き、ニューヨーク市場でダウ平均株価が一時初めて1000ドル以上下落するなど、ともに、中国を含めた各国の政策当局がどのようなメッセージを打ち出すのか雨は弱まりつつありますが、これまでの大雨で、福岡市などに避難指示や避難勧告が出ています。
長門市長門付近、また山口県が設置した雨量計では午前10時までの1時間に長門市深川ゆもとで103ミリ、美祢市於福町上で98ミリの午前10時前には山口市で32.2メートル、徳島県の阿南市蒲生田で30メートルの最大瞬間風速を観測し見込みで、九州北部では昼過ぎにかけて猛烈な風が吹く見込みで、きょうの最大風速は、九州で35メートル、中国地方と四国で25メートル、最大瞬間風速は九州で50メートル、中国地方と四国で35メートルに達すると予想されています。