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この番組のまとめ

気象庁の発表によりますと、強い台風15号はけさ、熊本県荒尾市付近に上陸し、午前11時には、山口県下関市の北西40キロの海上を、1時間に35キロの速さで北へ進んでいると見られます。

JR西日本によりますと、山陽新幹線は、博多駅と広島駅の間の上下線で始発から運転を見合わせています。 またJR九州によりますと、九州新幹線は、博多駅と鹿児島中央駅の間の全線で、始発から運転を見合わせています。 JR博多駅中央改札口前です。 気象庁によりますと、レーダーによる解析で、午前7時までの1時間に、北九州市小倉南区付近でおよそ110ミリの猛烈な雨が降ったと見3人です。

このほか、北九州モノレールと、平成筑豊鉄道、筑豊電鉄、それに西鉄の天神大牟田線と貝塚線が、北九州市内の北九州都市高速道路は、朝から全線で通行止めとなっています。 引き続き、佐賀市に大雨洪水警報、唐津市に大雨警報と暴風警報、山間部にある富士町の1186世帯3614人と、三瀬村の408世帯1254人に、避難準備情報を出しました。 JR九州の県内すべての在来線が高速道路では長崎自動車道が、鳥栖インターチェンジと嬉野インターチェンジの間の上下線で通行止めになっています。

下松市を流れる切戸川、岩国市を流れる生見川、下関市を流れる、友田川と川棚川、粟野川、下関市と長門市を流れる木屋川、長門市を流れる深川川と掛淵川、それに美祢市を流れる厚狭川で、自治体が避難勧告を発表する目安となる氾濫危険水位に達していて、洪水に厳重に警戒するよう呼びかけています。 土砂災害警戒情報が発表されたことを受け、広島県大竹市は、午前9時40分に、市内全域の1万2873世帯2万8055人を対象に避難勧告を出しました。

それでは台風15号の進路と、西日本や東海では、暴風、それに土砂災害に厳重な警戒が必要です。 詳しく見ますと、この時間は山口県や広島県で、土砂災害の危険度が高まっています。 山口県の長門市付近、それから広島県の大竹市やこの周辺ですね、この方面で紫色になっていまして、土砂災害の危険度が高まっていることが分かります。

県が設置した雨量計では、また午前11時までの1時間には、国土交通省が、徳島県那賀町に設置した雨量計で65ミリ、山口県が萩市見島に設置した雨量計で54ミリ、三重県が熊野市に設置した雨量計で52ミリの、非常に激しい雨を観測しました。 気象庁によりますと、台風はこのあと北上を続ける見込みで、九州北部ではこのあとしばらくは、猛烈な風が吹くと予想され、きょうの最大風速は、九州北部で35メ最大瞬間風速は、九州北部で50メートル、中国地方と四国で35メートルに達すると予想されています。