その結果 支えてくれるはずの家族がいる高齢者が老後破産に陥るケースが増えている事が分かってきました。 息子と同居する前 義昭さんは月9万5,000円の年金だけでは余裕がなく生活保護で 家賃や医療費の免除を受けていました。 生活保護が廃止された事で免除されていた家賃や医療費を負担しなければならなくなりました。 今回 札幌市厚別区の大規模団地を抱える住宅地で実態調査を行う事にしました。 分析した結果高齢者がいる世帯にこれまでにない変化が起きている事が初めて分かりました。
アンケートに答えた家族を取材すると将来 親子共倒れに陥るのではないかと危機感を覚えている事が分かってきました。 あれを放置しておくと結局ご両親の老後の生計が成り立たなくなっていくという意味では結局 最終的には行政としてはですねあのご両親の老後の負担をやがては 行政が負う事になるという事なんですね。 最終的には税金を使って親子をサポートしなければいけない時代になるという事が中高年になると安定した所得が得られます。
親子が同居したままでは救済できず命に関わるおそれがある場合に行っているのが世帯分離という手段です。 働く事が難しく 収入も見込めない高齢者の場合は生活保護を受けられます。 このセンターでは 今父親と息子が同居する ある家族を世帯分離で救おうとしています。 この日 職員は 施設に入って生活保護を受ければ生活は安定すると説明しました。