突然、白紙撤回された2020年東京オリンピックエンブレム。 エンブレムの選考に関わった中心人物がご覧いただいているのは歴代大会のシンボル。 IOC・国際オリンピック委員会の承認を得た、2020年の東京オリンピックのエンブレムが発表されて1か月余り。 組織委員会はこのエンブレムの白紙撤回を余儀なくされました。 しかし佐野氏が提出したエンブレムの使用イメージに使った画像が他人のブログから無断で転用されたことが発覚しおととい白紙撤回に至りました。
今夜のゲストは、元陸上選手で、アテネ、そして北京オリンピックに出場されました為末大さん、そして、デザインの社会学がご専門でいらっしゃいます、東海大学准教授の加島卓さんです。 最終発表のとき、こちらですけれども、1964年の東京オリンピックの、いわばデザインを意識して、作られたものであるという説明がされた。
専門家の方々、デザイナーの方々から見て、模倣かどうか、一般の市民が、ネット検索で見ながら、模倣かどうかっていう議論、このへんのギャップですね、一般市民と専門家のギャップ、ネット時代、どう見えてますか?そうですね、専門性に関しては、今まで専門家の中で評価できやっぱりそれぞれのジャンルに評価のしかたというものが、あると思うんですけれども、インターネットが登場したことによって、ジャンルを越えておもしろがってみたり、ジャンルを超えて模倣を疑うようなことも可能になったというふうにいえると思います。