シリア難民などがヨーロッパに押し寄せています。 先週、EUヨーロッパ連合は今直面する最大の課題だとして、難民を新たに16万人受け入れる34万人です。 こうした人たちからもヨーロッパに向かう人が相次いでいるんですが例えばゴムボートなど粗末な船で海を渡ろうとして、命を落としてしまう、またトラックの荷台に詰め込まれて移動中に死亡する。 治安もよく古代遺跡の観光資源もあり日本人にも人気の高い所いるのか、何とかしてヨーロッパに渡ろうとする難民が集まる隣国ギリシャへ渡るボートが出る海岸まで案内するのだといいます。
3年間こういったキャンプ生活をされていて残してきた旦那さんのことも気にしかし先月、トルコがアメリカの対IS作戦に加わったことで避難先のトルコ国内でISによるテロの危険が高まり安全な避難場所ではなくなるおそれが出てきたんです。 UNHCR国連難民高等弁務官事務所はフィラスさんたちは、紛争で家を失った市民にシェルター、住む場所を提供しています。 しかし国内避難民については難民条約のような保護の規定がなく、保護の責任はその国の政府とされています。
国内にいる国内避難民の方のほうが厳しい環境なのに、支援も受けられないというのは理不尽ですね。 この最も悲惨な状況に置かれ、最も助けが必要な人たちが、実質的に孤絶している難民ということであえて、孤絶難民と呼びたいと思います。 シリア国民の2人に1人が避難を余儀なくされているという状況日本は難民の認定に時間がかかるなど事実上、難民にとって厳しいルールとなっています。 しかし難民を支援しているUNHCRには、およそ80人の日本人がいますしNGOとして周辺国の支援に参加している日本人も大勢います。