ファミリーヒストリー▽設楽統(バナナマン)~秩父・織物の絆100年前の出会い

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この番組のまとめ

♪~大胆な柄と華やかな色が特徴の秩父銘仙。 秩父銘仙は 織る前に 並べた糸に色をつけるのが特徴です。 かつて 秩父銘仙で栄えたこの地域が設楽 統さんのふるさとです。 秩父銘仙にしては珍しい生地を使っていました。 それまで 秩父銘仙に使われていたのは化学染料によって秩父銘仙は 鮮やかな色を表現できるようになったのです。 三郎の秩父銘仙は日本各地で人気を博しました。 「シャリンバイ」とは奄美大島に自生する木で古くから大島紬の染料として使われていました。

旧姓 江頭照子と設楽泰久の物語は曽祖父 金一郎に遡ります。 この時 金一郎が新調したというフロックコートです。 明治8年 江頭家の三男として生まれた金一郎。 実際に卒業される方というのは全体の半数程度という年度もあったみたいで成績優秀で努力家だった金一郎は卒業後 東京に出ました。 金一郎は 明治30年この学校に入学しました。 入間郡立染織講習所とは あの設楽三郎が通った講習所です。 これが 設楽家と江頭家初めての出会いでした。

16歳になった照子ははつらつとした魅力にあふれていました。 恋に落ちた泰久は 照子へ宛ててラブレターを送りました。 照子が 高校を卒業するのを待ちついに泰久は 照子と結婚。 泰久30歳照子は 19歳でした。 そして 観光業に転職しホテルの支配人などを歴任しました。 真面目で実直な泰久はやがて新たな事業を任される事になります。 やっぱり 一番コテージをつくり上げたあとふるさと 秩父で働きづめだった泰久。 妻 照子でした。 その中で泰久が照子の誕生日に書いた手紙です。