花燃ゆ(38)「届かぬ言葉」

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この番組のまとめ

どうした?大殿様がお植えになったお野菜が見事に育ったので。 大殿様は すばらしい藩主様です。 大殿様が最後にご決断されたおかげで長州は 維新を成し遂げる事ができたんです。 それに 兄の松陰はじめ 久坂も大殿様には一方ならぬご恩を頂きました。 奇兵隊など 諸隊を解散し財政の立て直しを図るという大きな使命が若き元徳に課せられたのである。 奇兵隊はじめ諸隊5,000の兵のうち武士だけを残し 百姓 町人らは元の生業に戻せばよろしい。

もとより 百姓の次男三男は自分たちの畑がある訳でもなく奇兵隊を志した者たちばかりと聞いております。 それやのに 戦が終わったとたん邪魔者扱いじゃ道理が通らん!そうじゃ そうじゃ!今更 野良仕事に戻れじゃと?戻る場所なんぞどこにもない!そうじゃ!わしらに どねぇして生きれっちゅうんじゃ!本来なら 事前に 納得のいくよう説明致すべきところ手違いがあった。 我らは 配られたこの「長防臣民合議書」を読み命を懸けて戦うたんです!維新は 民の力によってこそ成功したのだと 私も思うとる。

中央政府への謀反も同じ。 鎮圧軍を出動させる。 指揮は 私が執る!藩庁側と脱走兵たちの話し合いは平行線をたどっていた。 新政府の木戸様が鎮圧軍を率いて山口へ向かっておるとの事でございます。 鎮圧軍じゃと?これで 事は収まる。 不逞のやからを成敗してくれよう!何を申すか!一藩のもめ事に中央政府が乗り込んでくるんじゃ。 木戸が鎮圧軍と共に山口へとやって来た。 何をおっしゃられます?鎮圧軍が参ったのでございますぞ。