週刊 ニュース深読み「あいつぐ自然災害 あなたは逃げられますか?」

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この番組のまとめ

焦点のサイバーセキュリティーについて、サイバー攻撃で企業オバマ大統領と習近平主席は25日、そして両国が、サイバー犯罪の対策について、新たに閣僚級による対話の枠組みを作ることで一致し、年末までに、最初の会合を開催することを明らかにしました。

大会中も松島選手と連絡を取り続けていて、南アフリカ戦のあと、こんなメッセージが送られてきたといいます。 第2戦の相手も、強豪、スコットランドです。 あの五郎丸選手も、南アフリカ戦の前、次の試合に向けて、不安は感じていないといいます。 五郎丸選手も、スコットランド戦のあと、ツイッターでこう気持ちを切り替えていました。 スコットランドは、中3日でしたけれども、次の試合は、少し間隔が空きます。

これまでの防災用のパンフレットなどと比べますと、踏み込んだ内容が書かれているという印象です。 この日は、舛添知事みずから授業に加わり、冊子の使い方を子どもたちに説明しました。 今の船川勝義課長なんですが、ただね、防災力を高めてくださいと理念を語るだけではなかなか行動してもらえない。 今回の連休の期間中、各交通機関は、春の大型連休に匹敵する混雑が続きました。

きのう避難指示が解除されたわけなんですけれども、今も多くの方が避難所にいらっしゃる常総市なんですが、その常総市の例を見るとですね、私たちの命を守るためのヒントが見えてまいりました。 常総市は、どんなことが起きていたのかから、鬼怒川が流れておりまして、あの日の朝にかけて、それまで数日間、栃木県で記録的な大雨、降り続いていたんです。 色のついた所、囲われた部分が、2時過ぎからは避難指示を発表してきました。

今回も大丈夫でしょうと、これ、お年寄りの方だったんですね。 だから、今回も大丈夫だろうと思ったっていうんです。 ここは大丈夫。 まだ大丈夫ってことで、土のうが積み上がったんですが、決壊が起きて、そうすると、もう、全くこの土のうは守ってくれることなく、落ちていった。 大丈夫って思うような心が、本能は生きるためにあるものじゃないですか?危ないんだったら逃げろっていうのが、本能じゃないんですか。 えっ?だって、自分は大丈夫だって、全部、自分中心の世界で考えてるから、堤防が切れるっていうことは、ほかの世界でしょ。

結局、自分以外のことは考えたくないって、しかも、不幸が起こるというようなことは、ウェルカムじゃないんで、避けるっていうか。 決壊もお昼に起きてたから、こうであっただけで、これが夜中だったり、雨が降って激しく風も吹いてるときだったら、ヘリコプター飛んでないわけです。

冷静なトーンで読むと、みんな逃げようとしないからというので、今すぐ、身を守る行動を取って下さい!っていうふうに、語気を強く言うっていう練習を、いつも誰か、アナウンス室の片隅でやってるんです、今でも。 大雨警報が出ても、具体的にどう自分にどう関わるか、ぴんと来ないんだよなというツイート来てますね。 正常性バイアスというものの克服のしかた。 題しまして、脱正常性バイアス。 ご存じの方いらっしゃるかもしれませんけども、東日本大震災のときに、ほとんどの小中学生が、みずからの力で逃げて助かったという釜石。

歌えるようにするということで、イベントなどでも披露していて、さらに体操も作って、踊ってもらまず子どもの正常性バイアスを作らないっていうことにかけて、大人たちにも影響を広げようとしている取り組み。 大人っていろんな経験を通して見ちゃうので、バイアスかかっちゃうので。

例えば新潟県の豪雨災害対応のガイドブックっていうのを作って、中を見るとですね、これ、左上に、逃げどきマップって書いてあるんですけど、これを作って全市民に、配布をしたんですよ。 危険を具体的にイメージできるようにしている。 どれぐらいなのかなって考えちゃいますけど、それをまさにこう具体的に、1階の床下、床上、2階、床上以上っていうことで、あなたの家はこんぐらい浸水しますよってことを明示した。 だからそうすると、危険を具体的にイメージすることができるようになる。

大雨特別警報とか、河川の情報とかいろいろ出るじゃないですか。 危機感を感じれば、情報なかったとしても、揺れてますし、危機感があれば逃げるんですよね。 だから、情報だけで逃がすには、ちゃんとこの情報の意味っていうのを、例えば逃げどきマップなり、地元の町内会で勉強するなり、いろんな機会を持って勉強しないと、こういうふうに危機感を感じるっていうふうにならない。 うちは下町で、結構、お隣近所とのつきあいもあるんですけども、それでもその危機感っていうことに関しては、大丈夫だろって気持ちのほうが勝ってしまって。

決壊前の常総市の避難勧告や避難指示の言い方を、もっと強い口調で言うべき。 アナウンサーが強い口調で、避難指示呼びかけるときに、がばっと立ち上がったら、結構、視覚的にインパクトあるのでは?というご提案まで。 避難勧告とか避難指示、今回はですね、常総市は地区別に出していったんです。

鬼怒川で氾濫危険水位とか、氾濫が発生した、発災情報って言ってるんですけど、もう鬼怒川が危ないって、ピンポイントに絞られてるんですよ。 これはね、野球じゃないんで、3割なんて無理なんで、30回に1回とか、50回に1回、当たればいいんでね、命助かるんだから、そこのところの価値観を変えないと、ほかの情報と違って、このいわゆる避難勧告とか避難指示っていうのは、命につながることなん避難を呼びかけたらいいと思いますと、いろいろアイデア頂いております。