ザ・プロファイラー~夢と野望の人生〜「上手に生きようとは思わない〜太宰治」

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この番組のまとめ

♪~アイドルグループ NMB48が歌う…太宰治。 なぜ 太宰治は時を超えて 多くの若者を惹きつけるのだろうか。 今夜は 現代人の心を惹きつけてやまない作家 太宰治をプロファイル!人生について深く考えて生きていった人なのかなという印象があります。 プロファイル いきましょうか。 なぜ 太宰治は今も私たちを惹きつけるのか。 プロファイルする3つの鍵がこちらになります。 まず 1つ目は…太宰は作品の中でダメなキャラクターを書き続けました。 太宰治は どのようにしてダメなキャラクターを書いていったのか。

この写真は 太宰治をプロファイルする上で 重要な一枚だと考えている。 この町で 太宰治こと津島修治は生を受けた。 経済的には何不自由ない生活だったが六男坊だった修治は家督を継げる立場ではなく両親の愛情は長男に注がれていた。 修治は プロの作家を強く意識した写真を撮りだめていた。 修治は ビジュアルまで既に セルフプロデュースしていたのだ。 大学入学を機に上京した修治は昭和8年からペンネームを「太宰治」に改め本格的に活動を開始する。

今の言葉でいうと ダメな男子で「だめんず」みたいな事を言われるようなものを書いてたりすると思うんですけど亡くなって 60年以上たっても読まれ続けているっていうのは?自己発信って もちろんさっきもVTRにあったように虚飾にまみれた自己発信ですけれどもそういうのって例えば現代の人間だとTwitterとか Facebookなんかでいいところだけ見せて写真とかを貼ったり イエーイみたいなものをしているところを太宰は こう人が見せたくない部分をさらけ出して書いてるのでそういう自己表現のしかたは本を読む楽しみの一つじ

だから他の人でいうと あった事を何でもない事を Twitterとかでつぶやいていくのに対して太宰は すっごい いい事とかすっごい悪い事を更に大きくしてつぶやいていくからこの人の一日 すごい面白いなとかドラマチックやなって。 太宰作品の魅力の一つとされるリズム感をなぜ表現できたのだろうか?その謎を解くヒントが 太宰の遺したレコードコレクションに隠されているという。 これは 高校時代 太宰が蓄音機で義太夫を聴いている写真。 太宰の肉体に刻み込まれた義太夫のリズム。

奥さんとの共同作業というのになると思うんですけど「女生徒」で シュミーズに白いバラの刺繍を縫い付けるというような感じのフレーズを初めは 太宰は「赤いバラ」っていうふうにしてたけど女生徒で下着なら白い方がいいんじゃないかって読者として一流というか…奥さんの事を認めてて。 太宰の「人間失格」の初版本なんですけど。 しかし なぜ「人間失格」を書き上げた後太宰は後輩作家に宛てた手紙の中でこんな言葉を残している。

「人間失格」脱稿から1か月足らずの出来事。 最後の完成作となった「人間失格」はこんな言葉で締めくくられている。 ここまでやるからそりゃあ自殺するよなって小説家として真面目な人だったと思うんですよね。 又吉さん的には 50回も読んでる「人間失格」というのは…。 あのね これ 僕 いつも読んでる「人間失格」なんですけど気になるとこに線を引きだしたら今ね ほぼ全部 線を…。 最初は 冒頭では セルフプロデュースっていうのを進めてきたんですけどなぜ最後 自ら命を絶ったと…。