柳亭市馬の演芸図鑑「春風こうた・ふくた、春風亭小柳枝、徳光和夫」

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この番組のまとめ

今日は出囃子のお話を致しますが三味線は 専門のお囃子のお師匠さんがございまして三味線を弾いてくれます。 本当は 摺り鉦なんですけどね摺るという言葉がね どうも縁起がよくないというんで摺るを 当たるに換えて当り鉦なんて事をいいますがね。 こういう出囃子に送られて芸人が高座に登場致します。 さあ 今日の出演者をご紹介致しましょう。 まず 漫才の 春風こうた・ふくたさんでございましてかみつき漫才でございますから誰が どこを どうかみつくかはお楽しみになさいまして落語は 春風亭小柳枝さん。

俺 出刃包丁 やったよ。 ブッ!出刃包丁 挟んでおくとね先生が ガラッと開けると頭に グサッと刺さるの。 田舎のビー玉ってのは やっぱりどんぐりとか椎の実で やるの?何で 私 椎の実と どんぐりでやんなきゃいけないの?長野県だから。 やった? ピンポン。 ピンポンは やりましたよ。 田舎に ピンポン あったの?あるよ 長野にもね。 それは 卓球でしょ? いや俺が言ってるのは ピンポンなのよ。 お前のピンポン 何なんだ? それじゃ。

秘密基地を用意しておいてね同士討ちになんないようにほら 何だろうな 合言葉これ 決めてた。 あるご妾宅で 「旦那様」。 この間から聞こう聞こうと思ってたんですけど近頃 旦那様のご様子がおかしいと思いましたがほかに お楽しみのお宅が出来たらしいんですよ。 それは 殿方ですからご自分でお働きになって何にお使いになろうと結構ですけどもお客様がお見えになって『旦那様は?』と言われて私が返事ができない。 旦那様のお相手二号さんの事です」。 お前は しょっちゅう旦那様のお供をしてるんじゃありませんか」。

「お竹旦那様のお羽織を出しておくれ」。 「旦那様」。 「今日は 是非とも お供をお連れ願いたいんでございますが」。 『なんて事をするんだ!』と叱りつけると『いつもは お前様の頭を越えて向こうに落ちるんだが今日は 風向きの加減でそこへ止まった』とこういう事を。 こうなら 権助旦那様の味方でごぜえやすんで何でも おっしゃって下せえ」。 『途中 両国橋まで参りますと山田様に お会いになりました。

その網捕り魚というのは今 頂えた分から出すのかねえ?へえ それともその分 別に くれるかね?」。 「ウッヒャッヒャ~ アッハッハ。 どうしました?旦那様 どうなさいました?」。 「何でごぜえやす途中 両国橋まで参りやすとお会いになりました」。 「山田様ちゅう方で」。

柳亭痴楽師匠の「綴り方狂室」なんてゲラゲラ笑いながら 聞いてはいたんでありますけども不思議なもんですね。 僕 副委員長によくなったんですよ。 副委員長っていうのは 何となくクラスで ちょっと人気のあるやつ。 副委員長になった時に副委員長なんですけども本当によく宿題を忘れてくる生徒だった訳ですね。 噺家は どうも 伺ってると中学出てもその人が「お前 どうしたんだ?」って言うから「落語家になりたいんです」って言ったら「お父さん お母さんに言ってきたのか?」って言うから「いえ 言ってきません」。

そこで審判が こう回してるの 見て喜んで 小躍りしながら三塁ベースを回ってコーチスボックスにいた学生と肩を組むような感じで ホームインする。 僕は いまだに AKBの司会なんかやったりする訳ですよ。 AKBの総選挙の。 正直言いまして AKBの人10人も言えません 名前は。 そういう意味でAKBは 人気者でありますけども下北沢に小劇場があるでしょう。