NHKスペシャル「作家 山崎豊子~戦争と人間を見つめて〜」

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この番組のまとめ

山崎は新聞社の学芸部の記者私は 数々の作品で山崎と向き合ってきた。 私にとって 山崎は戦争の時代を生きた者として戦後の日本を凝視し続けた作家だった。 太平洋戦争で 陸軍の主要な軍事作戦を担った瀬島龍三です。 瀬島は 太平洋戦争初期の作戦の成功は語るものの自らの戦争責任については語りませんでした。 抑留者の中には 日本がソ連との停戦交渉を有利に進めるために瀬島が最も雄弁に語っていたのは自分たちが日本に繁栄をもたらしているという自負でした。

シベリアで 最も過酷といわれた流刑地に赴く事になった竹原は 取材を受けた際自作の絵を 山崎に見せました。 当時 北京の出版社から中国を舞台に胡耀邦の全面的協力を得て進めた中国での取材。 山崎は 外国人の立ち入りが禁止されていた地区に赴き300人以上に取材を重ねました。 山崎が取材を続けていた1980年代日本政府は 残留孤児の肉親を捜すための調査や帰国のための支援を進めていました。 社会の関心が 日本の両親との再会に集中する中山崎のまなざしは再び 中国に向けられていました。

沖縄を知れば知るほど山崎は 悩みを深めていました。 機密文書には 沖縄の基地返還の費用負担を巡る西山さんは国家公務員を唆した罪で事件後 真相を語ってこなかった西山さんは山崎に沖縄への強い思いを吐露しました。 沖縄の声に 耳を傾けずにアメリカのご機嫌をうかがうばかりでいいんですかね!山崎は 弓成を沖縄のために 巨大な権力に立ち向かう男として描きます。 西山さんは 事件のあとそして 山崎は事件のあと 沖縄への思いを封印してきた西山さん。