重い肝臓病の患者を救う手段として日本で医療技術が発展した生体肝移植。 欧米が消極的な生体肝移植ですが日本ではこの医療を大きな柱の一つとして設立された病院が海外からの患者も積極的に受け入れてきました。 この病院は生体肝移植医療の世界的権威とされる医師が理事長を務める民間病院神戸国際フロンティアメディカルセンターです。 ところが、これまでこの病院で生体肝移植を受けた患者一定の条件を満たすことで手術体制はおおむね備えられたと外部委員会から評価を受けたとしています。
これに対し肝移植研究会の幹部は健康な人の体にメスを入れる生体肝移植は、あくまで厳しい基準で行われるべきだと指摘しています。
しかし、でもアメリカやフランス、ヨーロッパの国では逆で、下の数字、赤いように脳死移植のほうがはるかに脳死者から提供してもらう肝臓移植のほうがはるかに多い。 ですから、最初は日本では臓器移植法が出来る前は脳死移植が日本ではできないからしかたなく生体生きている身内の方からもらうんだといっていました。 キフメックで生体肝移植を受けた9人の患者のうち4人の方はインドネシア人でした。 この中でキフメックは生体肝移植を海外の患者にも提供し、さらにその技術を伝えることも目指していました。