これでわかった!世界のいま▽シリア空爆“目覚めた熊”ロシアプーチン再始動の狙い

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この番組のまとめ

孤立を防ぎ、再び国際社会の表舞台に堂々と立つということが最大の目的です。 そこで選んだのが、ISの台頭で混乱しているシリア情勢にメスをシリア難民一色になっているので、シリア情勢を打開したい、何とかしてほしいという国際世論が高まっています。 そしてシリアでのアメリカの失敗が明確になったシリア人の部隊について現在は4、5人しかいないこと、武器が流出したことも認めました。

ロシアってのはソビエト時代からアメリカが外交で目立とうとしたときにかぎってマニョーブルを繰り返してきたんだ。 アメリカにいいかっこをさせたくないソビエトのゴルバチョフ大統領が、あげないかと調停案を出したんだ。 シリアが化学兵器をすべて捨て国際管理下に置くなら許してあげないか?結局、オバマ大統領は軍事行動をやめざるをえなかった。 そしてこのタイミングで動きだした1つの理由ですが、ロシアが国連安全保障理事会、安保理の議長国だったからです。

プーチン大統領は、先月中国を訪問して軍事パレードにも出席して関係の親密ぶりをアピールしました。 実はプーチン大統領は、表舞台に出なければならない事情があります。 ロシアは、経済制裁への対抗措置として欧米からの野菜などの輸入を禁止しています。 プーチン大統領の強気な感じと国内の経済の弱さというのが、非常に対照的に見える気がします。 ただプーチン政権としては、プーチン大統領自身もマニョーブルを大事にしてとりわけ得意なんです。