クローズアップ現代▽“正しい”アクセント誰が決める?日本語発音辞典 大改訂へ

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この番組のまとめ

そんなふうに変わるんですかアクセント、そして抑揚っていうのが、いかにそのコミュニケーションで大切かっていうのがみんな分かるかと思うんですけど、正しいアクセントというのは、どんなものなのか、それには多くの人たちに伝えられるというのが、大切な基準になっています。 NHKにも連日アクセントに対する違和感の声が寄せられています。 伝統的なアクセントを守るべきか多様化するアクセントをどこまで受け入れるべきか。 全国の放送や教育の現場で使う共通語の基準を示すとされる日本語発音アクセント辞典。

今回吹き込んだアナウンスは田中さんたち地元の人が慣れ親しんだアクセントとは異なるというのです。 今回、辞典の大改訂でもこれまでどおり共通語アクセントだけを認めるのか。 このメーカーではこれまではアクセント辞典をもとに40万語近い単語を音声ソフトに記憶させてきました。 そして、アクセント辞典の取りまとめを行っている、NHK放送文化研究所、塩田雄大さんです。 えっ?か?もともと、日本語のアクセントというのは、平板型が非常に多いんですね。

自分のなじみが出てくると、平板になっていくということなんですけど、っていうの、分かりました?意味が、われわれね、イントネーションでね、違う意味伝えたりしますんでね、ちょっとあれはどう取っていいんだか、つまり心配している雨なの?それとも、ああ、やっぱり雨なんだって、その、どこで理解していいかっていうのは分かります?私もちょっと分からなかったので。

そうなってくると、別に努力して共通語を習得する必要もなくなっているわけですから、そういったときに、自分のアイデンティティーといいますか、自分がどういう立ち位置で、この会話をするのか、あなたとはどういう接し方をするのか、どういうキャラで話をするのかということを示すために、積極的に方言を資源として使ってるということだと思うんですよね。