週刊 ニュース深読み「巨大化する“組み体操” 誰のため?何のため?」

戻る
【スポンサーリンク】

この番組のまとめ

アフリカなどで流行し、失明したり、皮膚が肥大化したりする病気に対し効果が高く、副作用が少ない薬として、世界中で使われています。 梶田さんが成果を挙げた、素粒子物理学。 お家芸?このあとも受賞は続き、梶田さんは、この分野では日本人で7人目となりました。 それで大村先生と最初、おつきあいして、いろいろ業績内容を聞いてですね、私はまあ、長年、ノーベル賞業績を研究してきましたので、すぐにですね、あっ、この先生はノーベル賞ものだというふうに分かりました。

これ、馬場さんの取材をもとに書いているんですけれども、カロリンスカ研究所が前の年の9月に歴代の受賞者、幅広い研究者に依頼をします。 これ、発表当日に決定と書いてあるんですが、これどういうことですか?私はこの選考委員会の元事務局長にお聞きしたんですけれども、当日の午前中に投票して、単純多数決で受賞者を決定すると言っておりました。

さあ、今週はほかにもTPP・環太平洋パートナーシップ協定の大筋合意、マイナンバー法のスタート、そして内閣改造など、大きなニュースが続きました。 太平洋を囲む12か国が参加する、TPP・環太平洋パートナーシップ協定。 今週、TPPとか内閣改造とか、いろいろあったにもかかわらず、なんか久々に見たら学校の先生みたいになってる。 陸上部としては、皆さんでリレーって、とてもうれしいんですけど、このリレーも今、運動会人気なんですが、みんなね、保護者や先生も、大注目で、花形種目になっていたのが、この組み体操なんですよ。

全部やりました?これらの種目のあとにですね、フィナーレとして行う定番が、ピラミッドなんですね。 これで立体的になるし、どこから見ても、ピラミッド。 大きな技を決めれば、子どもたちが一つのことを一生懸命取り組んで、なんとか頑張って、作り上げる、その静かながらもしっかりとした感動、これいいものだなということで、学校でずっと続けられていくと、それが伝統になっていって、保護者の中には、あー、うちの子も、6年生。

もちろんね、あんなに、小学生ですから、あんなに高いことには挑そういうのをですね、見てると、保護者としては先生方もああやってやってくれてるんだし、ように、失敗したらね、なんかちょっと思うんですけど、組み体操自体はすごくいいと思うんですね。 でもこのあたり、体育教育ですからね、ここまでになるの、体育大学の人とかやるのは分かりますけど、普通の小中で、ここまでは必要なのかなというのがちょっと。

30代の小学校の先生から、こんな声が来ています。 組み体操は、仲間を信じる気持ちや、自己肯定感を育むのに必要です。 考える、やっぱり考えるとね、10段で7メートルのピラミッドを作る、体育教育を、1年通じて生徒受けてないですよね。

そこまでいくと、やっぱり私はやり過ぎだと思いますし、例えば運動じゃなくても、理科の時間、実験とかすれば、アルコールランプその度合いの中で、みんなそれぞれ線引きするラインは違ってくるかもしれないけど、さすがに10段のピラミッドっていうのは、わりと多くの人が見ても、度が過ぎてると感じるんじゃないのというのが私の意見ですね。

それから協調性、連帯感の教育、それがなぜ危険を伴うほどの組み体操なのか、組み体操が危険を伴うから感動するって、キモイ。 組み体操自体はよいが、自分たちで話し合って、じゃあ、俺らは10段いけるから、10段いこうっていって、わーって決めてるんだったら、なんかいいなと思うんですけど、先生にお前たち10段だぞって言われてるんだったら、なんかそれは、期待に応えようとしてるの先生だけじゃんって感じで。 協調性、一体感、達成感を学校のほかの取り組みの中で、学べるんじゃないかなという取り組み。

みんなが楽しむことで、この上の、協調性、一体感、達成感を学びえることができた。 なんかやっぱり、体育会とか運動会って、ショーじゃないわけで、お金取って、われわれみたいにエンターテインメントの世界にいるんだったら、もっともっとやらなきゃいけないんですけど、お金取ってやる競技じゃないじゃないですか。 さっきのシンクロマットの、出していただいた例もね、決してなんていうんだろう、側転をさせようと思ったというよりも、あの雑巾がけって、単なる遊びなんですよね。

私自身、2020年、オリンピック・パラリンピックやってきますここは絶対、それがあれじゃないですか、今、乙武さんがおっしゃってた、俺たちが受けてきたのは、体育教育を受けてきて、上からの、精神論じゃないけど、そういうことを受けてきたけど。

みんなこうするものだからっていうふうに、カリキュラム組んでしまわないと、できないような1年の流れみたいなものがあって、いちいち、やるかやらないかをみんなで議論してっていう時間がないっていうことはないんですかね?大いにあると思います。