これでわかった!世界のいま▽動き出す世界経済地図・期待や焦り?よくわかるTPP

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この番組のまとめ

TPP環太平洋パートナーシップ協定。 TPP環太平洋パートナーシップ協定、先週大筋合意したばかりですが早くも動きが出ているんです。 TPPの大筋合意から僅か3日。 ベトナムと中国との間には強い経済交流がありますがベトナムでは関税が10%撤廃されるため日本の高額な眼鏡を輸出するチャンスが広がります。 過去、日本が提携したことがある経済連携協定、過去最高はフィリピンとオーストラリアで88%、今回のTPPで関税がゼロになるのは95%かなり高い水準なんです。

いろいろいいことありそうなんですがTPPは日本とアメリカは大きな経済圏をつくって中国をけん制しようという動きから始まったんじゃないかと。 中でもAIIBアジアインフラ投資銀行を作ってヨーロッパ諸国70か国を呼び込んでアメリカが得意としてきた分野に手を突っ込んできている状況なんです。 ぼんやりしているとアジア太平洋地域でこうしたルールが中国に変えられてしまうんじゃないかという危機感がアメリカにはあったんです。

中国は公式にはTPP合意を歓迎すると冷静な反応です。 中国はアジアとヨーロッパをつなぐ一帯一路と呼ばれる巨大な経済圏づくりを呼びかけていましてアジアを中国主導の経済圏にしたがっているんです。 それともやっぱり中国主導の経済圏でやっていこうとするんですか。 中国としては当面はTPPに入らず自分たちのできる範囲内で各国との貿易や投資の協定作りを急ぐ構えです。 TPP、中国とくればもう1つ世界に大きな経済圏がありますよね。

日本はもちろん、TPP加盟国との貿易交渉に世界経済のナンバーワンにはなれなくても、確実に影響力を保つために特定の国や地域に肩入れすることなく、一気に前に進む可能性もあります。 こちらでは、政府の主催でTPPに入った場合のメリットとデメリットを分析するフォーラムが開かれています。 大統領選挙で注目の2人、民主党のクリントン前国務長官、TPPについて現時点では支持できない、全部、決まっちゃうんです。